株式会社S&P(エスアンドピー)は、かつてオンラインゲームの開発・配信を行っていた日本の企業。旧社名は株式会社ストラテジーアンドパートナーズ[2]。
概要
2010年4月に設立。2012年6月にデジターボ、グッドスマイルカンパニーの3社で新ブランド「Conteride」を立ち上げ、ストラテジーアンドパートナーズは企画・開発・運営を担当していた[3]。同年にConterideによる『魔法少女まどか☆マギカ オンライン』『Fate/Zero Next Encounter』の配信を開始した[4][5]。
2013年には『進撃の巨人 -反撃の翼-』[6]、2014年には『AKB48グループ ついに公式音ゲーでました。』を相次いで配信[7]。これらの人気タイトルがあったことから、2015年3月期は約25億6000万円の売上があった[1]。2015年2月2日に商号を株式会社ストラテジーアンドパートナーズから株式会社S&Pへ変更した[8]。
しかし、同業者間の競争により2015年に『魔法少女まどか☆マギカ オンライン』『進撃の巨人 -反撃の翼-』のサービスが終了して以降は業績が悪化[1][2]。同年に『いっしょにプルプル』の配信をスタートさせたものの[9]、人気は出ず、2017年3月期の売上は約9億2100万円までに落ち込んだ[1]。
このため、2018年3月1日に『B-PROJECT 無敵*デンジャラス』をMAGES.へ運営を移管[10]。同年3月26日に『AKB48グループ ついに公式音ゲーでました。』のサービス終了と同時に事業を停止[1]。事業停止と同時に本社を新宿区大久保から目黒区中根へ移転した。S&Pは、2019年3月6日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[1]。負債総額は約5億2800万円。
配信していた主なタイトル
脚注
外部リンク