Respawn Entertainment(邦題:リスポーン・エンターテインメント)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ビバリーヒルズにあるコンピュータゲーム開発企業。元Infinity Wardのジェイソン・ウェストとヴィンス・ザンペラによって2010年に設立、2017年12月1日にエレクトロニック・アーツに買収された。
歴史
Respawn創業のきっかけは、アクティビジョンによるInfinity Ward首脳人事への介入とされる。
2010年3月1日、アクティビジョンは証券取引委員会に対する修正報告書で、Infinity Wardの幹部2名が契約違反や業務命令違反により解雇されたと通知した。その人物が、社長・ゲームディレクター・共同CCO・CTOのジェイソン・ウェストと、共同創設者でCEOのヴィンス・ザンペラであることは、LinkedInのページ上にある元社員リストに含まれていたことで判明した。現地メディアによると、3月1日にザンペラとウェスト、および、アクティビジョンのスタッフとの間で会合が開かれたが、その後、2人が会社に現れることはなかったと伝えられている[1][2][3]。
同年4月12日、ロサンゼルス・タイムズは、ウェストとザンペラがRespawn Entertainmentという、新しい独立したゲームスタジオを創設していたと報じた[4][5][6][7]。彼らは、EAパートナーズプログラムを通じ、エレクトロニック・アーツからの資金提供を求めていた。7月12日の時点で、Infinity Wardの従業員46人のうち38人が辞職し、Respawn Entertainmentに就業したとLinkedInやFacebookのプロフィールから明らかになっている。
2017年11月、エレクトロニック・アーツがRespawn Entertainmentを1億5100万ドルの現金で、最大1億6400万ドルの株式を取得[8][9][10]。買収は同年12月1日に完了した[11]。
作品
脚注
外部リンク