Ranceシリーズの登場人物(ランスシリーズのとうじょうじんぶつ)は、アリスソフトのゲームRanceシリーズに登場する各キャラクターに関する記事である。
JAPANの登場人物の名前は歴史人物、軍艦名、地名など様々なものをもじったものが多い。( )内は該当キャラクターのモデルとなった人物や元ネタ。
まだ彼が勇者であった頃(本編外で時系列的には『5D』と『6』の間)に、ランスの悪行や魔王美樹の噂を聞き、ランスや健太郎と戦ったことがある。ランス相手には引き分けに終わるものの大怪我を負わせたり、健太郎を倒し更に美樹の護衛についていた魔人のサテラとハウゼルも撃退(3人共に逃げられるが)するほどの実力の持ち主。困った人を放っておけない上に八方美人な面もあり、その影響からか失敗することも多い。非常にモテるために、世界各地に多くの恋人がいる。
別名聖女モンスター。モンスターとは呼ばれているが実は女神達であり、この世に新種の生命を作る為様々な雄の遺伝子を受け入れては卵を産んでいる。
魔子(マシ)とは最初のラサウムの三人の子供を指す[63]。
いくつかの作品のレビューでは、シリーズの主人公・ランスのキャラクター性について言及がされている。
ライターの関根昌昭は、書籍『美少女ゲームマニアックス』に寄せた『鬼畜王ランス』レビューの中で、同作におけるランスは自分の近くにいたら嫌な奴だとしつつも、彼を通して世界統一を目指すのは意外と楽しいと評価している[1]。また、関根はランスが偶に見せる優しさや男らしさがプレイヤーをストーリーに引き込むのに役立っているとも評価している[1]。
BugBugにて掲載されたアリスソフトの別作品『大悪司』のレビュー記事において、同作のレビュアーはランスをアンチヒーローであることを認めつつも、凌辱に嫌悪感を示したり、男をあっさりと殺すといった点においては残虐や悪辣からほど遠いと指摘している[65]。