『Prayer』(プレイヤー)は、綾戸智恵のスタジオ・アルバム。2011年8月3日にeast house recordsから発売された。
概要
2010年に発表された前作『ONLY YOU』(綾戸智恵 meets ジュニア・マンス名義)は、デビュー前に発表された自主制作盤のリイシューであり、前々作『MY WAY』(綾戸智恵 meets 原信夫とシャープス&フラッツ名義)はコラボレーション作だった。よって、単独名義によるスタジオ録音盤は、2009年に発表した『GOOD LIFE』以来約2年ぶりとなる[1]。
1999年に発表した三枚目のアルバム『Life』以来となる、アメリカンルーツスタイルを前面に打ち出したアルバムである[1]。
2011年3月6日に福島県いわき市でコンサートをし「ハレルヤ」のアレンジを決める。3月10日に「ハレルヤ」のレコーディングに入った。翌3月11日、東日本大震災が起こったとき、綾戸智恵は車椅子の母と散歩中であった。3月17日にレコーディングの予定が入っていたが歌えなかった。4月にレコーディングを再開し、喫茶店でいわき市のコンサートを観たという女性から声をかけられたことに力を得て、アルバムが完成した。
収録曲
- Mother(マザー)
- 作詞・作曲:ジョン・レノン
- Amazing Grace(アメイジング・グレイス)
- 作詞:John Newton、作曲:James P. Carrell & David S. Clayton
- Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)
- 作詞・作曲:ポール・サイモン
- I Could Have Dance All Night(踊り明かそう)
- 作詞:Alan Jay Lernar、作曲:Frederick Loewe
- Hallelujah [Band Version](ハレルヤ[バンド・ヴァージョン])
- 作詞・作曲:レナード・コーエン
- Do I Ever Cross Your Mind?(ドゥ・アイ・エヴァー・クロス・ユア・マインド)
- 作詞・作曲:Billy Burnette & Michael Smotherman
- Motherless Child(時には母のない子のように)
- トラディショナル
- Midnight Train To Georgia(夜汽車よ! ジョージアへ)
- 作詞・作曲:Weatherly James Dexter
- In The Ghetto(イン・ザ・ゲットー)
- 作詞・作曲:Mac Davis
- Let It Be Me(レット・イット・ビー・ミー)
- 作詞:Pierre Delanoe、作曲:Gilbert Becaud、英語詞:Mann Curtis
- People Get Ready(ピープル・ゲット・レディ)
- 作詞・作曲:カーティス・メイフィールド
- Ol' '55(オール'55)
- 作詞・作曲:トム・ウェイツ
- Hey Jude(ヘイ・ジュード)
- 作詞・作曲:ジョン・レノン & ポール・マッカートニー
- Hallelujah [Solo Version](ハレルヤ[ソロ・ヴァージョン])
- 作詞・作曲:レナード・コーエン
参加ミュージシャン
脚注
- ^ a b ototoy 綾戸智恵 - Prayer(24bit/96kHz) - east house records
外部リンク