Napster Japan

Napster Japanとはナップスタージャパン株式会社が運営する、日本のタワーレコード株式会社と米国のナップスター社が展開する、日本で初めての音楽定額制配信サービスの名称であった。2006年10月よりサービスが開始された。

2010年5月31日をもって、ナップスタージャパンの全てのサービスの提供を終了した。それに伴い、アカウントの新規作成・新規サービス登録・既存会員のコース変更は2010年3月31日で受付を終了するほか、定額聴き放題サービスについては5月分の課金は行わない[1]。サービス終了の理由は、米国本社がDRMフリー化を推し進めており、日本国内でのサービス継続には楽曲の許諾およびシステム運用の為、大規模な支出が不可避となったため[2]である。

特徴

  • 収録楽曲は約933万曲。(2010年1月現在)

Jポップからロック・R&B・ヒップホップ・テクノ・レゲエ・ニューエイジ・ワールド・クラシックなど、とにかく豊富な曲数と専門性の高さが売り。 特に洋楽の品揃えが他サービスを圧倒している。

  • Windows Media Audioフォーマットを採用。ビットレートは192kbps(ストリーミングは128Kbps)。

コース

Napster To Go

月額1980円でデジタルオーディオプレーヤーWindows Media AudioおよびWindows Media DRM英語版 10対応のもの、現時点ではiPodは不可)やNTTドコモの携帯電話に無制限で転送できた。

Napster Basic

月額1280円の基本サービス。PCのハードディスクに転送可能。

Napster a la carte

1曲150円から楽曲もしくは1アルバム1500円からアルバム単位で配信できたサービス。購入した楽曲は専用アプリケーションでCD-Rに焼くことも可能。

利用条件

  • パソコン(OS) - Windows 7/Vista/XP/2000
  • ブラウザ - Microsoft Internet Explorer 6.0 ServicePack3 以上を推奨。
  • サウンド - サウンドカードおよびスピーカーが必要。
  • 決済は、クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress)もしくはNapsterカード。iモード情報料でも支払いが可能。

関連項目

脚注

外部リンク