株式会社NHKテクノロジーズ(エヌエイチケイテクノロジーズ、英: NHK Technologies, Inc.)は、日本放送協会 (NHK)の放送・通信・情報分野における総合技術プロダクションである。局内では「NT」と呼ばれている。
2019年4月、NHKメディアテクノロジーとNHKアイテックが経営統合し誕生した。
概要
同社の経営理念は、公共メディアであるNHKを支える総合技術会社として、創造性に富む企業文化を構築するとともに、多様な専門性と確かな技術力により社会に貢献することである[2]。ミッションとして、NHKへの貢献、NHKグループ年表への貢献、さらには社会への貢献を掲げる。さらに、これらの経営理念やミッションを達成するための具体的な事業の柱として、NHK業務の着実な推進、新たなメディア環境の変化への対応、NHKグループとの連携強化、社会や文化創造への貢献を挙げている。
技術
番組制作からコンテンツ送出、情報システムの維持管理、放送電波の送受信環境整備、放送設備の整備保守といった、放送に関わるほぼ全ての技術業務をカバーするとしている[3]。
同社が現在注力する技術分野としては、4K・8K放送、5G、サイバーセキュリティなどを挙げている[2]。
沿革
- 1969年7月23日 - 全日本テレビサービス株式会社設立。
- 1984年10月 - 株式会社NHKテクニカルサービス設立。
- 1985年1月 - 株式会社NHKコンピューターサービス設立。
- 1990年10月1日 - 全日本テレビサービスが、株式会社NHKアイテックに社名変更。
- 2008年4月 - NHKテクニカルサービスとNHKコンピューターサービスを経営統合し、株式会社NHKメディアテクノロジー設立。
- 2019年4月 - NHKアイテックがNHKメディアテクノロジーを吸収合併し、株式会社NHKテクノロジーズに社名変更。
脚注
外部リンク