『NEVEN 』(ネヴン)は、2013年3月13日にリリースされた日本のダンス・ヒップホップグループm-flo の7枚目のオリジナルスタジオアルバムである。前作の『SQUARE ONE 』から一年振りとなった[ 1] 。
背景
2012年12月19日、m-floはミックスアルバム『m-flo DJ MIX “BON! ENKAI"』をリリースした。ミックスアルバムにはMINMI と共にクラブAgehaで行われたDJイベント「Bonenkai」で披露された新曲「TONITE」が収録されていた[ 2] 。
2013年2月、VERBAL はビジネス書『フィーチャリング力 あなたの価値を最大化する奇跡の仕事術』を発売した[ 3] 。
2013年3月、☆Taku Takahashi はEDMミックスアルバム『EDM WORLD Presented by ☆Taku Takahashi』や、少女時代 ノンストップミックスアルバム『BEST SELECTION NON STOP MIX 』をリリースした[ 4] [ 5] 。
プロモーション
「TRANSEFORMERZ」は、日本で2012年7月7日放送の第14話で『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム 』のセカンドシリーズの主題歌として使用された[ 6] 。
「CHANCE」は、UULA でダウンロード配信された初のドラマ『RETURN 』の主題歌として使用された[ 1] [ 7] 。
アルバムからのリードトラック「LOVER」は2013年2月にリリースされた。これは2006年の「Love Song 」以来となる物理フォーマットでのシングルリリースとなった。「LOVER」ではミュージックビデオも製作され、m-floのメンバーが登場するミュージックビデオは2008年の「love comes and goes」以来であった。「LOVER」はBillboard Japan Hot 100の15位にチャートインした[ 8] 。
コンセプトと製作
本アルバムは、『SQUARE ONE』から2人のコラボレーターと引き続き共作している。CREAMのボーカリストMinamiは「Butterfly」、「FNKY ALGORTHM」、「One In A Million」、「YEAH!」の4曲に参加している[ 9] 。Matt Cabは「Das Dance (Like That)」に参加している[ 9] 。
また、LOVES期(2003-2009年)にm-floとコラボレーションした2人のミュージシャンが参加している。『m-flo inside -WORKS BEST II- 』および『COSMICOLOR 』で「Lotta Love]に参加したMINMI は「TONITE」に参加し[ 2] 、『BEAT SPACE NINE 』で「ONE DAY」に参加した加藤ミリヤ はリードシングルの「LOVER」に参加した[ 10] 。
また、新たなミュージシャンも本アルバムに参加した。AvexクラブミュージックタレントオーディションStarz Auditionに参加した歌手のUnico は、「JOURNEY X」に参加している[ 9] [ 11] 。モデルの水原希子 は「NO WAY」にラッパーとして参加し、ミュージシャンとしてデビューした。水原はリーボック アンバサダーとしてVERBALと共に活動しており、VERBALはカラオケの後に水原に参加をオファーした[ 12] 。
楽曲リスト
# タイトル 作詞・作曲 時間 1. 「#canuhearthestars?」 m-flo 1:27 2. 「YEAH!」 m-flo, Minami 5:47 3. 「TONITE」 m-flo, MINMI 6:04 4. 「#395days」 m-flo 0:46 5. 「NO WAY」 m-flo 3:21 6. 「Das Dance (Like That)」 m-flo, Matt Cab 4:07 7. 「Butterfly」 m-flo, Minami 4:12 8. 「#backinbusiness」 m-flo 0:43 9. 「CHANCE」 m-flo 5:02 10. 「One in a Million」 m-flo, Minami 6:12 11. 「LOVER」 m-flo, 加藤ミリヤ 5:21 12. 「#anotherreality」 m-flo 1:21 13. 「FNKY ALGORTHM」 m-flo, Minami 4:32 14. 「#NEVEN」 m-flo 1:09 15. 「JOURNEY X」 m-flo, Unico 5:36 16. 「TRANSFORMERZ」 m-flo 3:43 17. 「#back2square1」 m-flo 0:32 合計時間:
60:04
DVD # タイトル 作詞 作曲・編曲 Director 1. 「LOVER (Music Video)」 2. 「Live at "Reebok Classic presents M-Flo Tour 2012 Square One" (TCY Snippet Edit)」
チャート順位
リリース
脚注
^ a b c “NEVEN (AL+DVD) [CD+DVD] ”. Amazon.co.jp. March 10, 2013 閲覧。
^ a b “m-flo、3月アルバム&先行シングルはあの人が歌うバラード ” [M-Flo, March album and pre-release single, a ballad with that singer]. Natalie (January 10, 2013). March 10, 2013 閲覧。
^ フィーチャリング力 あなたの価値を最大化する奇跡の仕事術 ISBN 9784344023420
^ “EDM WORLD Presented by ☆Taku Takahashi<タワーレコード限定> ” (Japanese). Tower Records . March 10, 2013 閲覧。
^ “Best Selection Non-Stop Mix ” (Japanese). Tower Records . March 10, 2013 閲覧。
^ “「トランスフォーマー プライム」新テーマ曲はm-floとCLUTCHOが担当! ” [Transformers Prime new theme songs are by M-Flo and Clutcho!]. Mu-Mo (July 2, 2012). March 10, 2013 閲覧。
^ “UULAオリジナルドラマ第一弾『RETURN』(主演 椎名桔平)、主題歌はm-flo” . BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2013年2月12日). https://www.barks.jp/news/?id=1000087340 2018年2月11日 閲覧。
^ “Japan Billboard Hot 100 ”. Billboard (February 18, 2013). March 10, 2013 閲覧。
^ a b c “NEVEN [CD+DVD] ” (Japanese). Tower Records . March 10, 2013 閲覧。
^ “m-flo、Beat Connection 2013にて新曲「LOVER」初歌唱 ” [M-Flo, first performance of new song Lover at Beat Connection 2013]. Musicman (January 28, 2013). March 10, 2013 閲覧。
^ “V.A. / 『STARZ FILE vol.3』2009.11.11 Release ”. Syncl (2009年). March 10, 2013 閲覧。
^ “m-flo最新アルバム「NEVEN」ゲストラッパーに水原希子 ” [M-Flo new album Neven has Kiko Mizuhara as guest rapper]. Natalie (March 7, 2013). March 10, 2013 閲覧。
^ “2013年03月14日のCDアルバムデイリーランキング(2012年03月14日付) ” [March 14, 2013 CD Album Daily Rankings] (Japanese). Oricon (March 15, 2012). March 15, 2012時点のオリジナル よりアーカイブ。March 15, 2012 閲覧。
^ “NEVEN/m-flo ”. Tsutaya. March 10, 2013 閲覧。