MCUBS MidCity投資法人(エムシーユービーエス ミッドシティとうしほうじん)は、かつて存在した東証上場の投資法人(J-REIT)。旧MIDリート投資法人。
概要
2006年にスポンサーのMID都市開発により、大阪圏のオフィスビルに重点投資するMIDリート投資法人として設立され、本店所在地はMID都市開発と同様にアクア堂島(大阪市北区堂島浜)だった(登録番号 近畿財務局長 第2号)[1]。
2015年にスポンサーが三菱商事・ユービーエス・リアルティ(MCUBS)に変更となり、投資対象が三大都市圏のオフィスビル中心と改められ、本店は東京に移転された。2021年にMCUBSが運営する日本リテールファンド投資法人に吸収合併され消滅した。
沿革
- 2006年6月1日 - MIDリート投資法人として設立。資産運用会社は「MIDリートマネジメント株式会社」。
- 2006年8月29日 - 東証に上場。
- 2015年 - 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社が、MIDリートマネジメントの株式を取得し、同社の商号がMCUBS MidCity株式会社に変更。本投資法人の商号はMCUBS MidCity投資法人に変更され、投資対象エリアは大阪圏から三大都市圏中心に拡大。
- 2019年 - 資産運用会社のMCUBS MidCity株式会社が、三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社に吸収合併。
- 2021年2月25日 - 上場廃止
- 2021年3月1日 - 日本リテールファンド投資法人に吸収合併され消滅(同投資法人は日本都市ファンド投資法人に商号変更)[2]。
主な所有ビル
脚注
関連項目