『KOBE JAZZ-PHONIC RADIO 』(コウベ ジャズ・フォニック レィディオ)はラジオ関西 で2015年 10月6日 から火曜日に生放送されるジャズ の番組である。
概要
ラジオ関西は開局当初から、洋楽番組を看板プログラムとして位置付けて放送しているが、この番組は日本 ジャズの発祥の地とされる神戸からジャズの情報・演奏を発信することを目指している。番組では、広瀬未来(ジャズトランペッター)を中心に、毎回招くジャズ演奏家・歌手のゲストアーチストとのセッション、さらにジャズのレコードをDJの選曲や、リスナーからのリクエストも交えて放送するほか、ジャズに関する様々なイベント・情報を提供する。生放送後、YouTube にも番組全編を公開している。
番組は「ジャズの街神戸」推進協議会が企画・監修、公益財団法人 神戸市民文化振興財団が協力しており、不定期でラジオ関西のスタジオ、あるいは神戸市内のライブハウスからの公開生放送・録音を行う。
番組開始から火曜夜に放送され、ナイター期間中はラジオ関西ジャイアンツナイター の中継予定が当初からない日のみ放送されていたが、2022年4月より木曜夜に放送曜日を変更し、同時にナイター中継制作局であるアール・エフ・ラジオ日本 への同時ネットを開始[ 1] する(ナイター中継の際休止となるのは同様)[ 2] 。
2022年10月からは岐阜放送 へもネット[ 3] 。
主なコーナー
「KOBE JAZZ SPOT(神戸ジャズスポット)」 - 前半のゲストコーナーで、神戸市内のジャスのライブ演奏が楽しめるバーやライブハウスを毎週1軒取り上げ、その店の代表者をスタジオ、ないしは電話で出演してもらい、店を紹介してもらう
「ウィークリー・ジャズジャイアント」 - 近代のジャズの発展に貢献した名演奏家の演奏を聴く
「アレンジチェンジ」 - ジャズの名盤・名曲をカバーしたもの、あるいは原曲を基にアレンジを加えた物などを聞き比べる。
「ウェイアウト・ウェスト 今月のおすすめの一枚」 - ジャズ専門のフリーペーパー「ウェイアウト・ウェスト」 とのタイアップで、「ウェイアウト・ウェスト」と番組が推薦するジャズの名盤アルバムを毎月1枚取り上げ、そこに収録されている楽曲を毎週1曲取り上げる
「KOBE JAZZ PEOPLE(神戸ジャズピープル)」 - 後半のゲストコーナー。番組の目玉コーナーで、ジャズのボーカリスト、演奏家をゲストに、広瀬らとの生セッションやトークなどを展開する。2016年 2月 ・3月 の放送では「KOBE JAZZ DAY 2016」出場予定のジャズボーカリスト・演奏家からの事前収録のメッセージや電話・スタジオインタビューがあった。
公開生放送・録音履歴
特記なしは事前の申し込み予約(多数抽選 会費有料)必要
2015年10月5日(放送前日に収録) カフェ・萬屋宗兵衛(神戸市 中央区 元町通り)
2015年11月30日(同上) サテンドール神戸(神戸市中央区)
2015年12月20日 神戸ハーバーランド ・スペースシアター(神戸市中央区 ハーバーランド ワイン大楽祭!協賛イベント 入場自由・無料 番組では前半部分に挿入し、後半パートはイベント直後のラジオ関西のスタジオで収録したものを放送)
2016年2月22日(放送前日に収録) Live House Great Blue(神戸市中央区琴ノ緒町)
2016年3月27日 ジャズ&レストラン・ソネ(神戸市中央区)
2016年10月23日 神戸市立農業公園「神戸ワイナリー」(神戸市西区 入場自由・無料)
2016年11月2日 jazz喫茶 JamJam(神戸市中央区)
2016年12月17日 神戸ハーバーランド・スペースシアター(神戸市中央区 ハーバーランド ワイン大楽祭!協賛イベント 入場自由・無料)
出演
メインDJ
レギュラー
※上記2名は必ずしも毎週出演ではなく、どちらか1名だけの出演、ないしは全く出演がない週もある。池田の休演以降、両名とも出演しない場合はゲストパーソナリティを招いて対応している。
過去の出演者
進行DJ
池田奈月 (病気療養のため2019年4月以降休演し事実上降板、その後も公式サイトに名前があったが2021年頃に削除。後任は立てず、広瀬が単独で進行する形になった)
出典
脚注
外部リンク
制作局1 火 - 金曜ネット受け 制作協力局4 関連番組(3局共通) 過去の番組 および制作協力・ネット局
脚注
1 基本的に火 - 金曜の巨人 ホーム戦(一部を除く)と、一部のビジター戦を放送。土・日はナイターを特番として放送する場合がある。
2 RFやCRKが放送する試合の一部をネットしない場合があり、その場合はかしわプロダクション 制作番組を1時間×3番組放送。ナイターオフ期の中継もネット受けする場合がある。
3 ナイターオフ期の中継もネット受けする場合がある。
4 いずれの局もRFからのネット・制作協力や巨人ビジター戦の配信・制作協力を行う。曜日による状況はそれぞれの局で異なる。
5 中継予定のナイターカードが中止となった場合に放送。週末ナイター中止時はRFローカル。
6 いずれもナイターの放送予定が組まれていない場合に放送。ナイターオフシーズンも定時番組として放送。20:30 - 21:00の木曜についてはCRKではローカル番組を放送するが、RFとGBSではCRKからの裏送りで「レコードアーカイブス」を放送。
7 平日のジャイアンツナイターが放送できない(しない)日で、ロッテ 戦ナイターが行われる場合の一部を放送していた。2019年をもって休止(以降もRCC向けのロッテ対広島戦の制作受託は継続)。
8 1978年よりネット開始、1982年より土日のみのネットとなり「ウィークエンド・ナイター」に改題。FMラジオ局 (エフエム沖縄 )への移行準備のため1983年シーズンで打ち切り。
9 週末のみネットしていたが、1978年よりNRN ナイターへネットチェンジ(RF発ナイターの関西へのネットは事実上CRKが継承)。
10 日曜ビジター開催の南海ホークス 戦のみ裏送りを含めてネット受けしていたが、1977年よりNRNナイターへネットチェンジ、同時に週末のNRN関西地区担当局となる(RF発ナイターの関西へのネットは事実上CRKが継承)。
11 1979年 - 1992年にRF・TBS・CBC・ABC間の提携を実施(CBCとは1993年以後も継続)、2016年・2017年はJRN各局との相互提携を行う。2017年限りでTBSラジオがナイター中継配信から撤退したためTBSラジオとの提携終了。