K2-187(EPIC 212157262とも呼ばれる)とは、K2ミッションのキャンペーン5によって観測された太陽に似た恒星である。サイズと温度が非常に太陽に近く、1.4地球半径から3.2地球半径の範囲の4個の太陽系外惑星が周囲を公転していることが確認されている。最も内側の惑星は主星の周囲を1周するのに18時間かかり、最も外側の惑星は2週間かかる[2]。
惑星系
K2-187には、少なくとも4つの太陽系外惑星が周囲を公転することが知られている。そのうち2つはスーパー・アース、1つはホット・ネプチューン、もう1つはミニ・ネプチューンである。4つの惑星はすべてがほぼ軌道共鳴の関係にあり、また温度が高いため生命が居住することができない。
K2-187の惑星[2][1][5]
名称 (恒星に近い順)
|
質量
|
軌道長半径 (天文単位)
|
公転周期 (日)
|
軌道離心率
|
軌道傾斜角
|
半径
|
b
|
—
|
0.016322
|
0.773981+0.000052 −0.000050
|
—
|
81.930168+5.825258 −11.735217°
|
1.30+0.13 −0.13 R⊕
|
c
|
—
|
0.0391185
|
2.871788+0.000256 −0.000257
|
—
|
86.067367+2.836604 −6.998926°
|
1.80+0.14 −0.14 R⊕
|
d
|
—
|
0.0718533
|
7.149079+0.000360 −0.000372
|
—
|
87.483206+1.886985 −3.903548°
|
3.17+0.18 −0.18 R⊕
|
e
|
—
|
0.11036
|
13.608341+0.001661 −0.001580
|
—
|
88.970197+0.751147 −1.318388°
|
2.38+0.18 −0.18 R⊕
|
脚注
注釈
- ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
出典
関連項目