ここが4で置き換えられる
Genshiは、XMLライクな語彙を持ったテンプレートエンジンで、Pythonで書かれている。 Genshiを利用することにより、XMLをベースとした言語、通常HTMLに出力内容を簡単に挿入したり、ドキュメント間の要素を再利用できる。 Genshiは、Kid(英語版)を元にしており、テンプレート処理を高速化する機能のいくらかを実装することを目的としている[1]。
Genshiは、さまざまなPythonWebフレームワークで利用可能であり、例えばCherryPy[2][3]、TurboGears[4]、Pylons[5]、web2pyで利用されている[6]。 GenshiはTurboGears 2.x内のKidを置き換えた[7]。
Genshiは、名前空間を利用する形でHTMLに対して構文を埋め込む。 典型的な構文は属性として与えられ、Python式をクオートした内部に記述する。例えば、下のような構文では、この段落を処理すると「4」が表示される。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:py="http://genshi.edgewall.org/"> <body> <p py:content="2 + 2">ここが4で置き換えられる</p> </body> </html>
名前空間の使用により、GenshiはWYSIWYG HTMLエディタで利用可能である[8][9]。
py:choose