GLASS SKIN

「GLASS SKIN」
DIR EN GREYシングル
初出アルバム『UROBOROS
B面 undecided
AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS -UNPLUGGED-
凌辱の雨 [LIVE](初回盤)
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル FIREWALL DIV.
チャート最高順位
DIR EN GREY シングル 年表
DOZING GREEN
(2007年)
GLASS SKIN
(2008年)
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
(2009年)
テンプレートを表示

GLASS SKIN」(グラス・スキン)は、日本のバンドDIR EN GREYが発売したメジャー22枚目のシングル。

概要

  • 7枚目のアルバム『UROBOROS』の発表に先駆けて発売された。また、同年5月に行われた国内ツアー『TOUR08 DEATH OVER BLINDNESS』でも発売に先駆けて演奏されている。
  • シングルは日本語詞で収録されているが、アルバム『UROBOROS』には全英詞で収録された。
  • 前作「DOZING GREEN」に続き、ライブ音源と過去の音源を再録した楽曲が収録されている。初回限定盤は特製の紙ジャケット仕様。イラストは小澄源太が手掛けている。初回盤には『UROBOROS』の試聴ライブチケットを獲得するためのパスワードが封入されている(後に試聴ライブは中止となる)。特典も前作「DOZING GREEN」同様、各店舗で異なる種類のステッカーが配られた。また、初回盤には「凌辱の雨 [LIVE]」が収録されている。
  • PVはすべてCGによる構成で、朽ちてゆく生き物と生誕する木々の様子が描かれている。また、巨大で分かりづらいが京の顔がCGで構成されている。PVの最後に登場するのは「シヴァ」。
  • この曲で2008年9月18日放送のNHK総合テレビMUSIC JAPAN』に出演。DIR EN GREYにとっては2001年末に「embryo」を同局の『ポップジャム』で演奏して以来、およそ7年ぶりのメディア露出となった。京の意向からか、歌詞テロップは彼らだけ表示されなかった。

収録曲

  1. GLASS SKIN
    作詞:京 / 作曲・編曲:DIR EN GREY
    ピアノの前奏から始まるアコースティックナンバーデスボイス、シャウトなどは一切使われておらず、そういった楽曲がシングルとして収録されたのは15枚目のシングル「かすみ」以来である。
    京としては珍しく、歌詞のテーマ(環境破壊について)を語った。
  2. undecided
    作詞:京 / 作曲:Die / 編曲:DIR EN GREY
    3枚目のアルバム『鬼葬』収録曲の再アレンジ版。エレキギターを廃し、終始アコースティックギター中心の構成になっている。原作と少し歌詞を変更したため、歌詞カードにも記載されている。
  3. AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS -UNPLUGGED-
    作詞:京 / 作曲:DIR EN GREY / 編曲:ただすけ
    20枚目のシングルとして発売された同楽曲を、ボーカルとピアノのみで再構築したもの。ピアノはただすけが担当。
    終始京のボーカルはフィルターがかかっているような音声をしているが、インタビューによれば録音方法は「企業秘密」とのこと[1]。またボーカル録りの際には「編曲されたものを聴いたら、どこがイントロなのかAメロの終わりなのかも分からない程だったので面白いなと。自分なりに応えようと思ってこうなった」とも語っている[2]
  4. 凌辱の雨 [LIVE]
    作詞:京 / 作曲・編曲:DIR EN GREY
    2008年5月23日横浜BLITZで演奏されたもの。初回盤に収録。

脚注

  1. ^ DIR EN GREY、ニュー・シングル「GLASS SKIN」インタビュー -BARKS
  2. ^ GiGS (ギグス) 2008年 10月号. シンコーミュージック・エンタテイメント. (2008/8/27)