株式会社FM東広島(エフエムひがしひろしま)は、広島県東広島市の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)を行う特定地上基幹放送事業者である。
FM東広島の愛称でコミュニティ放送を行う。
概要
2011年(平成23年)に開局した。中国地方で20局目のコミュニティ放送局である。東映の社長であった岡田茂の甥[1] である岡田章を中心に設立され、岡田は初代社長を務めた。
受信エリアは、東広島市のほぼ全域である[2]。
開局時にFMきららの支援を受けた[3]「きらら方式」を採用しており、放送時間は7時から22時までとしていたが、当初より一部の番組も再放送は行われていた。
2018年にミュージックバードの再送信を開始した。
2022年現在の放送時間は5時から22時までである。平日は大西貴文のTHE NITEの21時台をネットするが、22時で飛び降り、放送を終了する。
インターネット配信はJCBAインターネットサイマルラジオとTuneIn Radioによる。
2024年9月1日より、開局以来初の大規模な番組改編を実施。通勤時間帯の地元情報の強化、音楽番組の充実などを掲げ、帯ワイド番組の再編などを行い、24時間放送となる(夜間〜早朝はミュージックバードの番組を放送[4])。
送信所
沿革
アナウンサー
- 池田桂子 - 元広島エフエム放送アナウンサー(2011年10月 - 2012年3月)
緊急告知ラジオ
東広島市は、防災無線の代替として、2014年(平成26年)1月から緊急告知ラジオ(緊急告知FMラジオ)を市内の世帯と事業所に頒布している[8]。
75歳以上のみの世帯または避難行動要支援者の世帯向けには、FM東広島のみを受信するラジオを無償配布している。その他の世帯向けには県域AM・FM局も聴取可能な緊急告知ラジオを有償で販売している[9]。
脚注
- ^ プレスネット
- ^ a b 会社概要 FM東広島(Internet Archiveのアーカイブ:2013年3月20日収集)
- ^ 会社案内 コミュニティメディア開発推進機構(Internet Archiveのアーカイブ:2014年8月23日収集)
- ^ “秋だ! FMラジオ897 聞いてみて♪”. 「東広島デジタル」東広島での生活をより豊かに、より楽しくする地域情報サイト (2024年9月2日). 2024年10月13日閲覧。
- ^ 東広島市のコミュニティ放送局に予備免許 中国総合通信局 報道資料 平成23年8月25日(国立国会図書館のアーカイブ:2011年9月1日収集)
- ^ a b c d 取得日は、無線局等情報検索結果 平成26年4月12日現在(総務省電波利用ホームページ(同上:2014年6月1日収集))による。
- ^ 9月9日 新会員社のお知らせ 日本コミュニティ放送協会 新着情報(平成28年9月)
- ^ 緊急告知ラジオの販売配布を受け付けています。 (PDF) 広報東広島平成26年1号(No.477) p.14
- ^ 東広島市緊急告知ラジオの販売及び無償配布を行っています 東広島市 2022年1月27日
関連項目
外部リンク