FIBAランキング(FIBA World Rankings)は、国際バスケットボール連盟(FIBA)により発表されるバスケットボールのナショナルチームのランキング。
過去8年間の主要国際大会での成績をポイント化し、ランキングにする。男女それぞれのランキングのみならず男女合わせた総合ランキングも発表している。
2024年2月に発表された最新のFIBAランキングによると、日本代表男子は世界26位、女子は世界9位である。
計算方法(男子2017年まで、女子2019年まで)
過去8年間の成績を対象として、試合結果により算出されるレーティングポイント(RP)と試合ごとに算出されるウェイト(W)の積の平均値が各国のポイントとなる。[1]
RPは、まず、当該試合の得点差により勝者に700~800点、敗者に300~200点が与えられる。続いて、ホームアドバンテージの調整として試合がいずれかのホームで行われていた場合はホームチームからは70点が差し引かれ、アウェイチームには70点が加えられる。最後に対戦相手の強さを反映するために「全チームの平均順位」から対戦相手の順位を差し引いた数値に1.5を乗じた点数を加えて算出する。
Wは、大会ごとに設定された係数(最大はワールドカップの2.5)、大会のステージによる係数(決勝トーナメントは1.0、予選は0.5など)、決勝トーナメントの勝利ラウンドによる係数(2回戦は2.0、3回戦は4.0、4回戦以降は6.0、決勝トーナメント以外の試合及び敗戦チームは一律1.0)の掛け合わせに時間経過による補正(直近~1年前は1.0、2年前~3年前は0.75、以下0.5、0.25と減じられる)を掛けて算出する。(過去の計算方法と異なり、大会における最終順位自体はポイントに影響しなくなった。)
過去の計算方法(男子2017年まで、女子2019年まで)
大会の重要度を(A)、順位に応じたポイントを(B)とし、出場した大会毎に(A)×(B)でポイントを計算し加算していく。(A)、(B)は男女共通である。
重要度(A)
大会 |
ポイント
|
W杯 |
5
|
オリンピック |
5
|
U-19世界選手権 |
1
|
U-21世界選手権 |
1
|
アフリカ選手権 |
0.2
|
アメリカ選手権 |
0.8
|
アジア選手権 |
0.3
|
ユーロバスケット |
1
|
オセアニア選手権 |
0.1
|
順位 |
ポイント
|
金メダル (1位) |
50
|
銀メダル (2位) |
40
|
銅メダル (3位) |
30
|
4位 |
15
|
5位 |
14
|
6位 |
13
|
7位 |
12
|
8位 |
11
|
9位 |
10
|
10位 |
9
|
11位 |
8
|
12位 |
7
|
13位 |
6
|
14位 |
5
|
15位 |
4
|
16位 |
3
|
17位 |
2
|
18位以下 |
1
|
ランキング
脚注