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この項目では、携帯電話インターネット接続サービスについて説明しています。日本の緊急行政情報通信「Em-Net」については「緊急情報ネットワークシステム」を、その他の用法については「エムネット」をご覧ください。 |
EMnet(エムネット)は、ワイモバイル(旧・イー・アクセス)が提供する携帯電話であるイー・モバイルにおける、インターネット接続サービスの名称。携帯電話向けメールサービス「EMnetメール」および携帯電話機向けウェブ閲覧機能を使用する際、利用する事が必須とされるオプションである。
沿革
- 2008年3月28日 通話サービス開業と共にEMnetサービス開始
- 2014年12月31日 課金コンテンツの提供を終了
- 2015年1月20日 ストリーミング機能の終了[1]
料金
月額使用料300円(税込315円)およびデータ量に応じたパケット利用料金がかかる。有料コンテンツを利用した場合、情報サービス提供者に代わりイー・アクセスが月額料金に情報料を加算して請求する。
サービス
- 携帯電話向けサイトおよびパソコン向けサイトへのアクセス(フルブラウザを含む)
- EMnetメール送受信
- 音楽配信
- Javaアプリ
ユーザIDの送信機能
EMnetで接続して、ウェブブラウザの設定で wm.internal.emnet.ne.jp:8080 をProxyサーバに指定すると、HTTPリクエストに「X-EM-UID」ヘッダが付加され、契約者固有ID(イー・モバイルのユーザID)がすべてのウェブサイトに送信される。
特徴
- インターネットに接続するだけ(emnetメールアドレスや公式コンテンツのサービスが不要)なら、EMnetのオプションは申し込まなくてよい。
- EMnetサービス利用と同時にEMnetメールのメールアドレス、[email protected]が1つ提供される。このアドレスはプッシュ配信に対応するので、他社携帯と同等の携帯メールサービスとなる。S3x以降の音声端末では、2011年7月時点ではメールサービスのみ対応(「EMnetメールアプリ」のインストールを要する)。
- 従来、[email protected]のドメインを対象としていなかったため、EMnet利用者がじぶん銀行での口座開設は出来なかったが、2011年8月15日より対応開始となった。ただし、利用可能端末は、S3x系以降GSシリーズまでのAndroidスマートフォンのみ(「EMnetメール(現・emobileメッセージ)」アプリおよび「じぶん銀行アプリ」のインストールを要する)となり、それ以外の端末はパソコンでの利用となる(GLxxSシリーズは、後述のように、Gmailを利用する形となるため、「じぶん銀行アプリ」のみ使用可能)。
- LTEスマートフォン向け契約では、EMnetオプションを付加することができない。そのため、EMnetメールは使用できず、emobileメール(***@emobile.ne.jp)およびSMSのみが利用可能[2]。また、おサイフケータイのサービスはEMnetオプションなしで利用可能である。なお、従来のAndroid端末でemobileメールを利用する場合で、EMnet契約をしない場合は、「emobileメッセージ」アプリをemobile.ne.jpで利用する設定により、MMSとして利用可能。EMnetメールと併用する場合は、emobileメール利用のために、別途「emobileメール」アプリをインストールすることで可能となる。
対応機種
非対応機種
- すべてのデータ通信専用端末
- GL07S - LTE契約ではEMnet加入不可。メールサービスはemobileメールを利用できる。おサイフケータイに対応。
同業他社の携帯電話インターネット接続サービス
脚注
外部リンク