セントロ・アトレティコ・フェニックス (スペイン語: Centro Atlético Fénix) は、ウルグアイの首都モンテビデオを本拠地とするサッカークラブ。2024シーズンはプリメーラ・ディビシオンに所属。
歴史
かつて、AUFはリーグへの参加を希望するチームに対して、すでに加盟しているチームと挑戦者が対戦し委員会が競技に参加する適格性を評価するテストをしていた。年月が経ちチーム数が増えると、委員会はチームをどのカテゴリーに配置するかも決定するようになった。当時はグアラニー(Guaraní)と呼ばれていたモンテビデオのカプーロ(英語版)を拠点とするチームは、1909年にセントラル・エスパニョールとの試合で0-3で敗れ、セグンダ・ディビシオン・プロフェシオナルに配置されることが決定した。けれども、1913年にグアラニーは内部問題に見舞われ解散に至った[2]。
クラブチームの再結成を願ったカプーロの青年らは、何度でも甦るという意味を込めて不死鳥(Phoenix)を意味するFénixをクラブ名として、1916年7月7日に現在のCAフェニックスを創設した[2]。クラブカラーの紫は永遠を、白は純潔を表している。[要出典]
1990年に3部降格を経験するも2001シーズンから1部リーグ復帰を果たし、2002年にフアン・ラモン・カラスコ(英語版)が監督に就任すると、コパ・リベルタドーレスとコパ・スダメリカーナの出場チームを決めるトーナメントであるリギラ・プレリベルタドーレス・デ・アメリカ(スペイン語版)でタイトルを勝ち取り、2003年に初めてコパ・リベルタドーレスに出場した。グループステージで対戦したメキシコのクルス・アスルには6-1の大勝もしていたが、グループステージ3位となり決勝トーナメントに進むことは叶わなかった[2]。2003シーズンもこのトーナメントを制したことで、フェニックスは2004年大会も連続して出場した。
2020年のコパ・スダメリカーナでクラブはベスト16に進出した。1回戦でエクアドルのCDエル・ナシオナル(3-2)を破り、2回戦ではチリのCDウアチパト(4-2)と対戦。そしてラウンド16ではアルゼンチンのCAインデペンディエンテと対戦し、1stレグで1-4、2ndレグで0-1と敗れ敗退した[3]。
2020シーズンのリーグ戦を7位で終えたフェニックスは、2年連続でコパ・スダメリカーナの出場権を獲得した。しかし、コパ・スダメリカーナ2021では同じモンテビデオを拠点とするモンテビデオ・シティ・トルケに敗れてファーストステージ敗退となった[4]。
タイトル
国内タイトル
国際タイトル
なし
成績
南米カップ戦での成績
現所属メンバー
- 2024年7月30日現在
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代監督
歴代所属選手
GK
DF
MF
FW
脚注
外部リンク