BLUE ANGEL(ブルー・エンジェル)は、日本のロカビリーバンド。
メンバー
メンバー名
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愛称
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担当楽器
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浦江アキコ |
URI-VO |
ヴォーカル
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金光浩道 |
KON-G |
ギター
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榎本則彦 |
Enchan |
ウッドベース
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佐々木研 |
KEN |
ドラム
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過去のメンバー
概要
1985年に渋谷のロカビリーショップ・ピンクドラゴンの店員を中心にロカビリーバンドANGELを結成。メンバーチェンジの後、1988年6月にシングル「VIRGIN LOVE」でBLUE ANGELとして再デビュー。同曲はスズキ・アルトビームのCM曲に採用された。紅一点のヴォーカル浦江アキコを中心に個性あるサウンドを展開。浦江の映画出演や東南アジアでのライブツアーを成功させ、アルバム「media-holic」のロンドンでのレコーディングではレゲエ・フィルハーモニック・オーケストラとも共演を果たす。当時は所属レコード会社の意向もあってロカビリー色を薄めての活動となり、プロデュースは屋敷豪太が行っていた[1]。
1992年発売のアルバム「ROCK' A BILLY」より 魚海洋司をプロデューサーに迎え本格的なロカビリーに原点回帰。日本テレビ「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のロカビリー特集でのテレビ出演で知名度を上げる。1993年、日本テレビ「マジカル頭脳パワー!!」のエンディングテーマとなったシングル「君にTRY AGAIN」がスマッシュヒット。同曲収録のアルバム「EDEN」もオリコン最高8位を記録。同年7月4日、ライブツアー最終日の新宿東京厚生年金会館では超満員の2000人のファンを動員し日本のネオロカビリー界を牽引した[2]。
その他、浦江はTBS系のドラマ「ホームワーク」に主要キャストとして出演し、唐沢寿明や福山雅治とも共演。またフジテレビ系バラエティ番組「うれしたのし大好き」では3代目サブMCとしてメインMCの陣内孝則らと共演。2003年より2006年まで「CLACK-NASH」のヴォーカルYASSと共にFM世田谷のラジオ番組「ZERO BUNCHI TRAIN」のレギュラーパーソナリティを務めた[3]。
ベースの並木清次脱退後、1995年より元「SANDRA DEE」の榎本則彦が加入。さらに2005年よりギターの金光浩道の不在時にはサポートとして「SEKILA」のヴォーカルAMLOWがギターを務めている。2013年には日本テレビ系ドラマ「斉藤さん2」の主題歌として浦江がソロ名義でシングル「季節の風に」を発売[4]。
作品
シングル
- VIRGIN LOVE(1988年6月22日)
- JET BOY(1988年10月21日)
- DANCING IN THE SHOWER(1989年6月21日)
- 5cmのREVOLUTION(pain tail remix)(1989年10月8日)
- HAPPY BIRTHDAY(1992年9月21日)
- 君にTRY AGAIN(1993年2月24日)
- 手紙(1993年8月30日)
- KISS! KISS!! Fall in Love(1993年11月17日)
アルバム
- angel eyes(1988年9月11日)
- media-holic(1989年7月21日)
- ROCK' A BILLY(1992年2月21日)
- EDEN(1993年3月24日)
- BLUE ANGEL(1993年12月15日)
- GOING RIGHT(1998年4月22日)
- F☆CKIN' COOL(1999年6月23日)
- BURN(2001年12月23日)
- HAPPY GO LUCKY(2002年11月21日)
- BULL'S EYE(2003年12月6日)
- ゴールデン☆ベスト(2005年1月26日)
- Slap Beat One-We Love Rockabilly-(2009年3月11日)※他のロカビリーバンドとのオムニバスアルバム
DVD
- Keep on Rockin'-We Love Rockabilly-(LIve DVD)(2009年2月11日)
タイアップ一覧
脚注
- ^ “BLUE ANGELの浦江アキコ、デビュー28年目にして初のドラマ主題歌”. barks. 2023年12月27日閲覧。
- ^ “Bull's Eye : BLUE ANGEL”. HMV&BOOKS online. 2023年12月27日閲覧。
- ^ “BLUE ANGELの浦江アキコが歌う『斉藤さん2』主題歌が発売”. CDジャーナル. 2023年12月27日閲覧。
- ^ “BLUE ANGEL「GOING RIGHT」”. Billboard JAPAN. 2023年12月27日閲覧。
外部リンク