BATWOMAN/バットウーマン

BATWOMAN/バットウーマン
ジャンル
原作 DCコミックス
企画 キャロライン・ドリス
出演者
作曲
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 3
話数 51
各話の長さ 42分前後
製作
製作総指揮
撮影地
製作
配給 Warner Bros. Television Distribution
放送
放送チャンネルThe CW
映像形式HDTV 1080i
音声形式Dolby Digital 5.1
放送期間2019年10月6日 (2019-10-06) - 2022年3月2日 (2022-3-2)
公式ウェブサイト
番組年表
関連番組アローバース
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BATWOMAN/バットウーマン』(原題:Batwoman)は、2019年10月6日にThe CWで放送が始まり、2022年3月2日に計3シーズンが放送された、DCコミックスの「バットウーマン(英語版)」に基づくアメリカ合衆国実写テレビシリーズ[1]。シェアード・ユニバース「アローバース」の一作品。

邦題は、シーズン2で主人公が交代となった為か、シーズン2は『BATWOMAN/バットウーマン ザ・ニュー・パワー[2]、シーズン3は『BATWOMAN3/バットウーマン ニュー・ミッション』となっている[3]

沿革

2018年12月9日〜11日
 パイロット・エピソードの製作に先駆けて、ケイト・ケインがクロスオーバー・イベント『エルスワールド』に登場した[注 1]
2019年10月6日
 本作の放送が始まった。
2020年5月14日
 『スーパーマン&ロイス』とのクロスオーバーの計画があることが報じられた[5]
2021年1月15日
 『スーパーマン&ロイス』とのクロスオーバーの計画が中止となったことが報じられた[6]
2022年4月5日
 外伝コミック『EARTH-PRIME #1: BATWOMAN』が発行された。同作では新型コロナウイルス感染症の世界的流行により実写ではできずにいた『SUPERGIRL/スーパーガール』とのクロスオーバーが実現している[7]
2022年4月29日
 2022年3月2日に放送を終えていたシーズン3をもって打ち切られた[8]。The CWの親会社であるワーナーとCBSが、海外やNetflixに向けた放送・配信権の販売で収益を得てきたThe CWの業績がHBO MaxParamount+のサービス開始の影響により悪化したことを受けて、The CWを手放そうと売却を進める中、番組のスタジオスペースの契約を更新しなかった為である[9][10][11]。本作以外にも『レジェンド・オブ・トゥモロー』など、いくつものThe CWの番組が打ち切りの憂き目に遭った[9][10][11]。後日、The CWのCEOのマーク・ペドウィッツは「番組の内容が原因ではない」と声明した[12]

出演者

○=メイン、◇=リカーリング、ゲスト=△

出演者 役名 出演したシーズン
1 2 3
ルビー・ローズ
ウォリス・デイ
ジャヴィシア・レスリー
レイチェル・スカーステン
ミーガン・タンディ
ダグレイ・スコット
ニコール・カン
キャムラス・ジョンソン
デヴィッド・ラムゼイ

作中用語

ゴッサム・シティ Gotham City
 主な舞台となるアメリカ合衆国の都市。
 極めて治安が悪く、警察だけでは街を十分守れていない状態にある。スター・シティの元市長曰く「街として機能していない」[13]
マルチバース Multiverse
 無数の「アース」と称されるユニバースの集合体。アースとアースの関係性は並行世界であり、あるアースの存在とよく似た別のアースの存在のことは「ドッペルゲンガー」と称される。
 本作は、シーズン1 第8話までは「アース1」を、クロスオーバー・イベント『クライシス・オン・インフィニット・アース』を経たシーズン1 第10話以降は「アース・プライム」を主な舞台としている。
バットケイブ Batcave
 バットマンやバットウーマンの秘密基地。
バットスーツ Batsuit
 様々な機能が搭載されたバットマンやバットウーマンの戦闘服。防御性能が非常に高く、大概の攻撃なら物ともしない。
クリプトナイト Kryptonite
 スーパーマンやスーパーガールの弱点として知られる宇宙由来の鉱石。弾丸にすれば、バットスーツに対しても有効である。
トロフィー Trophies
 バットマンがバットケイブで保管していたヴィランたちの武器や遺物。
 シーズン2終盤で流出し、続くシーズン3ではヴィランたちの二代目が生まれることとなった。

脚注

注釈

  1. ^ 時系列的には、この時のケイト・ケインは『BATWOMAN/バットウーマン』シーズン1 第4話「Who Are You?」より後のケイト・ケイン[4]

出典 

  1. ^ Batwoman, Camrus Johnson, Rachel Skarsten, Meagan Tandy, Nicole Kang, Berlanti Productions, DC Entertainment, Warner Bros. Television, (2019-10-06), https://www.imdb.com/title/tt8712204/ 2021年5月9日閲覧。 
  2. ^ 【ワーナー公式】海外ドラマ|BATWOMAN/バットウーマン ザ・ニュー・パワー”. warnerbros.co.jp. 2022年5月20日閲覧。
  3. ^ 【ワーナー公式】海外ドラマ|BATWOMAN3/ バットウーマン ニュー・ミッション”. warnerbros.co.jp. 2022年5月20日閲覧。
  4. ^ Batwoman Has Officially Caught up to Elseworlds” (英語). DC. 2021年1月19日閲覧。
  5. ^ May 14, Chancellor Agard. “The next Arrowverse crossover may only include 'Superman & Lois' and 'Batwoman'” (英語). EW.com. 2022年2月27日閲覧。
  6. ^ CW scraps 'Batwoman'-'Superman & Lois' crossover due to pandemic” (英語). EW.com. 2021年7月20日閲覧。
  7. ^ CW's Batwoman Gets Own DC Comic In Earth-Prime Batwoman” (英語). ScreenRant (2022年4月1日). 2022年5月13日閲覧。
  8. ^ White, Peter (2022年4月29日). “‘Batwoman’ Canceled At The CW After Three Seasons” (英語). Deadline. 2022年4月30日閲覧。
  9. ^ a b Goldberg, Lesley (2022年5月12日). “‘Charmed,’ ‘Dynasty’ Among Cancellations at The CW” (英語). The Hollywood Reporter. 2022年5月13日閲覧。
  10. ^ a b Goldberg, Lesley (2022年5月13日). “Mad About The CW Cancellations? Blame Streaming, But Also Its Unusual Corporate Structure” (英語). The Hollywood Reporter. 2022年5月13日閲覧。
  11. ^ a b Goldberg, Lesley (2022年11月2日). “New CW Entertainment President Brad Schwartz Outlines “Scrappy” Network Approach Under Nexstar” (英語). The Hollywood Reporter. 2022年11月5日閲覧。
  12. ^ Schwartz, Ryan (2022年5月19日). “CW Boss on 'Shock' of Cancellation Spree: 'We Encouraged Producers to Treat Their Finales as Series Finales'” (英語). TVLine. 2022年5月20日閲覧。
  13. ^ 『ARROW/アロー』シーズン7 第9話

外部リンク