Adobe Mercury Playback Engine(アドビ マーキュリー プレイバック エンジン)は、アドビが販売しているAdobe Premiere Pro CS5から搭載されている映像再生処理エンジンである。
概要
Premiere Proの映像処理エンジンを全面的に再設計したものである。4Kフォーマットであっても耐えられるように設計されている。マルチコアCPU、CUDA/OpenCL/Metal対応GPUによる高速処理(GPGPU)にも対応している。ネイティブ64ビット専用エンジンのため、同エンジンが搭載されているPremiere Pro CS5以降は32ビット環境では動作しない。
もともとMercury Playback EngineはAdobeとNVIDIAが共同開発したもので、CS4の時点ですでに搭載されていたが、ごく一部のNVIDIA GPUしかサポートされていなかった[1][2][3]。
脚注
関連項目