2021年バレーボール男子アジア選手権(2021ねんバレーボールだんしあじあせんしゅけん)は、2021年に開催されるバレーボールアジア選手権の第21回男子大会である。上位2チームに2022年世界選手権出場権が与えられる。
予選ラウンド、2次ラウンド、最終ラウンドの三段階方式である[1]。
出場16チームが4チームずつ4プール(プールA-D)に振り分けられ、各プールで1回戦総当たりを行う。各プール上位2チームが2次ラウンドの上位プール(プールE、F)に入る。
プールA、Cの各プール上位2チームがプールE、プールB、Dの各プール上位2チームがプールF、プールA、Cの各プール3位以下がプールG、プールB、Dの各プール3位以下がプールHにそれぞれ入る。
各プールで1回戦総当たりを行う。ただし、予選ラウンドで同プールだったチーム同士の対戦は行わず、予選ラウンドの直接対決の成績がそのまま持ち越される。
プールE、Fは各プール上位2チームが最終ラウンドの1-4位決定戦に入り、各プール3位以下が5-8位決定戦に入る。
プールG、Hは各プール上位2チームが最終ラウンドの9-12位決定戦に入り、各プール3位以下が13-16位決定戦に入る。
1-4位決定戦、5-8位決定戦、9-12位決定戦、13-16位決定戦でそれぞれトーナメント方式で順位を決定する。決勝に進出した2チームに2022年世界選手権出場権が与えられる。
以下の条件で開催国を選出する[2]。
当大会では、5連盟からの選出における枠に変動が起こっている。詳細は後述。
開催国の日本が2019年大会で10位以内(3位)に入り、オセアニアからの新たな選出がなかったため、西アジアの選出枠だけを3に増やすような対応をとった。中央アジアでは2チームのエントリーがあったため予選が開催されたが、東南アジアでは4チームのエントリーがあるにもかかわらずに予選を開催せず選抜で選出チームを確定し、他の3チームのエントリーを退けた。そのため、ファンからは不平等ではないかという声が出た。[4]
香港を選出。
4チームのエントリーが確認されたが、予選は開催されず、2019年大会の最上位である タイが選出された。
選出枠が3に拡大され、 クウェート、 バーレーン、 サウジアラビアが選出された。
2チームのエントリーがあり、予選を戦い勝利した スリランカの本大会出場が一度確定したが[5][6]、チーム内で新型コロナウイルスの集団感染が起こり出場辞退したため、 ウズベキスタンの代替出場となった[7]。
エントリーなし。
2019年バレーボール男子アジア選手権の上位8チームにシードが与えられ、その順位に従い、蛇行型の順(プールA→B→C→D→D→C→B→A)に組み込まれた。その他は抽選により以下のように組み込まれた[1]。括弧内の数字は2019年アジア選手権の順位を表す。
各プールの順位は以下のように定める。
9月14日、予選ラウンド終了後に2次ラウンド各試合の開始予定時刻が発表された[8]。
9月17日、2次ラウンド終了後に最終ラウンド各カテゴリの準決勝の開始予定時刻が発表された[9]。9月18日、準決勝終了後に順位決定戦と決勝の開始予定時刻が発表された[10]。
決勝終了後、表彰式が行われ、表彰は以下の通りになった[11]。