2008年北京オリンピックのボクシング競技(2008ねんペキンオリンピックのボクシングきょうぎ)は、北京工人体育館で2008年8月9日から8月24日までの大会期間16日間のうち、15日にわたって実施された[1]。
概要
この大会の出場枠は、2007年世界ボクシング選手権大会の上位8選手と大陸別選手権の上位選手に対して与えられた。
大会は男子のみ11階級で争われ、計44個のメダルは20か国・地域のオリンピック委員会(アメリカ3、アフリカ1、ヨーロッパ9、アジア7、オセアニア0)に渡った。国際ボクシング協会 (AIBA) に加盟する各国連盟のうち、五輪予選に参加した連盟の割合は69%(アメリカ64%、アフリカ67%、ヨーロッパ82%、アジア66%、オセアニア57%)で、前大会の99%から大幅に低下している。この大会までの2分4ラウンド制は、次のロンドン大会からは3分3ラウンド制となった[1]。
1日あたりのテレビ報道は58時間で、世界的に毎分3,080万人が視聴した。これらの番組制作には合計73時間15分を要し、制作費は競技日1日あたり99,295ユーロ、制作時間1時間あたり20,330ユーロとなっている。チケットは183,617枚のうち182,117枚が売れ、全競技におけるボクシングの売上の割合は2.9%で前大会からほぼ倍加した[1]。
競技結果
国・地域別のメダル獲得数
脚注
外部リンク