2005年2月9日にベットマンコミッショナーは「今週中に合意されない場合はシーズンを中止する」との声明を発表[5]。13日にアメリカ合衆国大統領直属の独立行政機関であるアメリカ連邦調停局が労使双方に会議を呼びかけた[7]。選手会側は軟化してサラリーキャップの導入を認め、14日に上限を5200万ドルとするサラリーキャップを提案したが、翌15日に経営者側は4250万ドルを上限とするサラリーキャップを主張しており、溝は埋まらなかった[5]。16日にベットマンコミッショナーはついに北米4大プロスポーツリーグ史上初となるシーズン全試合の中止を決定した[6]。スタンレー・カップも中止となったため、「2004-05 SEASON NOT PLAYED」の刻印が刻まれている。
^Bock, Hal (February 17, 2005). “1919: No Champion”. The Tampa Tribune: p. 10
^Heath, Thomas; El-Bashir, Tarik (February 17, 2005). “Cold Reality: NHL Cancels The Season”. The Washington Post: p. A1. "The National Hockey League became the first major sports league in North America to lose an entire season because of a labor disagreement"