1998年の日本プロ野球(1998ねんのにほんぷろやきゅう)では、1998年の日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。
できごと
1月
2月
4月
5月
6月
- 6月2日
- 6月3日
- 広島の江藤智が甲子園球場での対阪神8回戦の7回表に7号2点本塁打を打ち、プロ通算200本塁打を達成[29]。
- 6月6日
- 6月12日
- ロッテの初芝清が千葉マリンスタジアムでの対オリックス11回戦に出場し、通算1000試合出場を達成[31]。
- 6月16日
- ダイエーの秋山幸二がグリーンスタジアム神戸での対オリックス11回戦の7回表に6号2点本塁打を打ち、通算400本塁打を達成[32]。
- 6月17日
- 巨人の桑田真澄が東京ドームでの対中日13回戦に先発し、四回表に山崎武司から三振を奪い、通算1500奪三振を達成。9回を完投しプロ通算2000投球回を達成[33]。
- 広島の正田耕三が神宮球場での対ヤクルト13回戦に出場し、プロ通算1500試合出場を達成[34]。
- 6月18日
- 日本ハムの落合博満が西武ドームでの対西武12回戦に先発出場し、セ・パ両リーグで1000試合出場を達成。史上2人目[35]。
- 6月23日
- 6月25日
- プロ野球コミッショナー事務局は、1970年に黒い霧事件で永久追放処分を受けた池永正明の名誉回復を求める署名運動の実行委員会に対し「当時の裁決を再審することはできない」と文書で回答[37]。
- 6月27日
- 6月30日
- 横浜の佐々木主浩が横浜スタジアムでの対広島14回戦の九回表から登板して23セーブ目を挙げ、1994年に近鉄の赤堀元之が記録した21試合連続セーブポイントの記録を更新する22となる[39]。
7月
- 7月1日
- 7月4日
- ロッテ対ダイエー11回戦が千葉マリンスタジアムで行われ、ロッテは延長11回7-10で敗れ、パ・リーグタイ記録の15連敗となる[41]。
- 阪神の坪井智哉が広島市民球場での対広島12回戦の一回表の第一打席で広島先発・紀藤真琴から1号ランニング本塁打を打ち、プロ野球史上5人目の先頭打者ランニング本塁打となる[42]。
- 7月5日
- 広島の佐々岡真司が広島市民球場での対阪神13回戦に先発し、七回表に新庄剛志からこの試合7個目の三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成[43]。
- 7月7日
- オリックス対ロッテ13回戦がグリーンスタジアム神戸で行われ、ロッテがオリックスに延長12回3-7で敗れ、プロ野球新記録となる17連敗となる[44]。オリックスの広永益隆が延長十二回裏無死満塁の場面で藤本博史の代打として登場し近藤芳久から1号サヨナラ満塁本塁打を打ち、通算11人目の代打サヨナラ満塁本塁打となる[45]。
- 横浜の佐々木主浩が大阪ドームでの対阪神戦の九回裏に登板し、2失点を喫して敗戦投手となり、連続セーブポイント、連続セーブの記録が共に22で途絶える[46]。
- 7月9日
- オリックス対ロッテ15回戦がグリーンスタジアム神戸で行われ、ロッテがオリックスに9-6で勝利し、連敗を18で止める[47]。ロッテはこの試合で三回から七回まで5連続併殺打。ロッテの立川隆史がプロ野球タイ記録となる1試合3併殺打を記録。
- 7月12日
- 横浜対中日12回戦が帯広で行われ、日没のため延長12回9-9の引き分けとなる[48]。
- 7月25日
- 阪神の新庄剛志が甲子園球場での対横浜17回戦の二回裏に野村弘樹から3号本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[49]。
- 7月27日
- ヤクルトの池山隆寛が神宮球場での対広島19回戦に5番・三塁で先発出場し、プロ通算1500試合出場を達成[50]。
- 7月28日
- 巨人の松井秀喜が神宮球場での対ヤクルト21回戦の八回表に22号本塁打を打ち、プロ通算150本塁打を達成[51]。
- 7月30日
- 7月31日
- 甲子園球場での阪神対巨人15回戦で巨人先発のバルビーノ・ガルベスは試合中に主審の橘高淳の判定に何度か苛立ちを見せ、六回裏、阪神の坪井智哉に本塁打を打たれた直後に主審の橘高に対し猛烈に抗議、巨人の監督の長嶋茂雄はここで投手交代を主審に次げベンチからマウンドに向かいガルベスを三塁ベンチに戻させるが、ガルベスが戻る途中でマウンド上に集まっていた審判団に向けてボールを投げつける。ボールは当たらなかったが、主審の橘高はこのガルベスの行動に対し侮辱行為として退場を宣告[53]。
8月
- 8月1日
- 巨人は、7月31日の試合で審判に向けてボールを投げつけて退場処分を受けたバルビーノ・ガルベスに対し、無期限出場停止と米国への帰国を通告。また、セ・リーグ会長の高原須美子は、ガルベスを統一契約書に定められたプロ野球選手の「模範行為」に反するとして今季の出場停止処分を下したと発表[54]。
- 8月2日
- 甲子園球場での阪神対巨人17回戦で、8回表に巨人の高橋由伸が阪神の吉田豊彦から死球を受け、巨人の打撃コーチの武上四郎がベンチから飛びだして阪神の捕手の矢野輝弘の胸を突き、武上は退場処分を受ける。八回裏、阪神の矢野が巨人の槙原寛己から死球を受け、阪神の三塁ベースコーチの大熊忠義が槙原に体当たりし、大熊は退場処分を受ける[55]。
- 8月3日
- セ・リーグは2日の阪神対巨人17回戦で退場処分を受けた巨人の打撃コーチの武上四郎、阪神のコーチの大熊忠義の両者に対し出場停止3試合と罰金30万円の処分を下したと発表[56]。
- 巨人と阪神は連名で、8月2日の試合での2度の乱闘騒ぎに対しファンに向けて謝罪の声明を発表[57]。
- 8月5日
- 横浜の佐々木主浩が横浜スタジアムでの対阪神20回戦に9回表から救援登板して今季29セーブ目を挙げ、プロ野球新記録となる通算193セーブを挙げる[58]。
- 8月9日
- 福山市民球場での広島対横浜22回戦は延長15回、試合時間が6時間13分、試合終了時刻が10日0時15分、プロ野球史上3番目の長時間試合となる。試合は6-6の同点の延長15回表に横浜が8点取り横浜が14-6で勝利[59]。
- 8月11日
- 阪神はアロンゾ・パウエルの退団を発表。パウエルは9日に監督の吉田義男から二軍落ちを宣告され、11日には球団から来季は戦力外と通告されたため、この日甲子園球場の球団事務所で球団社長の三好一彦と話し合い、退団が決定[60]。
- 8月14日
- 阪神は東京ドームでの対巨人18回戦に3-9で敗れ、球団ワーストタイ記録の10連敗[61]。
- 8月15日
- 東京ドームで巨人対阪神19回戦が行われ、阪神は巨人に4-5でサヨナラ負けし、球団ワースト新記録の11連敗[62]。巨人の川相昌弘が七回裏一死一塁の場面で犠打を決め、プロ野球新記録となる通算452犠打を達成[63]。
- 8月18日
- 阪神は倉敷での対広島17回戦に3-2で勝利し、連敗を12で止める[64]。
- 8月19日
- 中日の立浪和義が神宮球場での対ヤクルト19回戦の3回表に7号本塁打を打ち、通算100本塁打を達成[65]。
- 8月25日
- 横浜の谷繁元信が甲子園球場での対阪神22回戦に出場し、通算1000試合出場を達成[66]。
- 8月27日
- 広島は神宮球場での対ヤクルト24回戦で3-6で敗れ、広島はこの試合が神宮球場で最後の試合で今季は神宮で14戦全敗で終了した[67]。
- オリックスの小川博文が福岡ドームでの対ダイエー24回戦の9回表に安打を打ち、通算1000安打を達成[68]。
- 8月28日
- 広島の前田智徳が横浜スタジアムでの対横浜23回戦の7回表に二塁打を打ち、通算1000安打を達成[69]。
9月
- 9月3日
- 広島の正田耕三内野手兼守備走塁コーチが今季限りでの現役引退を表明[70]。
- 9月4日
- 横浜の佐々木主浩がナゴヤドームでの対中日18回戦の十回裏二死一、三塁の場面で登板し今季35セーブ目をあげ、プロ通算200セーブを達成[71]。
- 9月9日
- ダイエーの工藤公康が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ23回戦に先発し7回1/3、3失点で6勝目を挙げ、プロ通算150勝を達成[72]。
- 9月12日
- 巨人の監督の長嶋茂雄が東京・大手町の読売新聞本社にてオーナーの渡辺恒雄と会談。今季で3年契約が切れるため去就について話し合い、来季も続投することが決定[73]。
- 9月13日
- 広島の前田智徳が広島市民球場での対ヤクルト27回戦で3安打を打ち、セ・リーグ新記録を更新する23度目の猛打賞[74]。
- 9月19日
- 横浜の佐々木主浩が神宮球場での対ヤクルト20回戦の八回裏から登板し今季39セーブ目を挙げ、年間最多セーブのプロ野球記録を更新[75]。
- 巨人がマリアーノ・ダンカンの解雇を発表[76]。
- 9月20日
- ロッテの初芝清が千葉マリンスタジアムでの対西武24回戦の1回裏に22号2点本塁打を打ち、プロ通算1000安打を達成。
- オリックスの藤井康雄が大阪ドームでの対近鉄26回戦の1回裏に二塁打を打ち、プロ通算1000安打を達成。
- 9月21日
- ヤクルトの球団社長の田口周は監督の野村克也が20日の対横浜21回戦の試合終了後に球団に対し今季限りでの辞任を申し出たことを明らかにした[77]。
- 9月23日
- 9月26日
- 9月27日
- 9月28日
- ロッテの堀幸一が千葉マリンスタジアムでの対日本ハム24回戦の7回裏に二塁打を打ち、プロ通算1000安打を達成[82]。
10月
11月
12月
競技結果
セントラル・リーグ
パシフィック・リーグ
日本シリーズ
1998年 日本シリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月17日(土) |
第1戦 |
雨天中止 |
横浜スタジアム
|
10月18日(日) |
西武ライオンズ |
4 - 9 |
横浜ベイスターズ
|
10月19日(月) |
第2戦 |
西武ライオンズ |
0 - 4 |
横浜ベイスターズ
|
10月20日(火) |
移動日
|
10月21日(水) |
第3戦 |
雨天中止 |
西武ドーム
|
10月22日(木) |
横浜ベイスターズ |
2 - 7 |
西武ライオンズ
|
10月23日(金) |
第4戦 |
横浜ベイスターズ |
2 - 4 |
西武ライオンズ
|
10月24日(土) |
第5戦 |
横浜ベイスターズ |
17 - 5 |
西武ライオンズ
|
10月25日(日) |
移動日
|
10月26日(月) |
第6戦 |
西武ライオンズ |
1 - 2 |
横浜ベイスターズ |
横浜スタジアム
|
優勝:横浜ベイスターズ(38年ぶり2回目)
|
個人タイトル
ベストナイン
誕生
1998年の野球を参照
死去
1998年の野球を参照
出典
外部リンク
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1930年代 | |
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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