1936年ベルリンオリンピックの競泳競技・女子200m平泳ぎ
1936年夏季オリンピックでの女子200m平泳ぎは、8月8-11日にOlympiapark Schwimmstadion Berlinで開催された。この競技はパリで開催された1924年夏季オリンピックで初めて行われ4回目であった。12か国から23人が参加した[1]。
当時の世界記録保持者である日本の前畑秀子が、前大会でオーストラリアのクレア・デニスに10分の1秒差で金メダルを獲得できなかった雪辱を果たし優勝した。前畑秀子は日本代表の女子選手として初めて金メダルを獲得した。24歳のドイツの銀メダリストマルタ・ゲネンゲルは8月8日の予選でオリンピック記録を更新したが、前畑は次の予選で3:01.9のタイムを出し再び記録を更新した[1]。デンマークのインゲ・セーレンセンは銅メダルを獲得し、当時最年少(12年24日)の女性オリンピックメダリストとなった[2]。セーレンセンと同じ国の代表であるValborg Christensenはメダルを取ることを期待されたが、準決勝で5位に終わり敗退した[3]。
結果
予選
各予選で上位3人の選手と全体で次の2人の水泳選手(Hanni HölznerとDorothy Schiller)が8月9日に準決勝に進出した。
予選1組目
予選2組目
予選3組目
予選4組目
準決勝
準決勝2組の上位3人と4位で早い方の選手の計7人が8月11日の決勝に進出した。
準決勝1組目
準決勝2組目
決勝
出典
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