『黒い牝豹M』(くろいめひょうえむ)は、1974年8月14日に公開された日活制作のアクション映画、監督は蔵原惟二、主演は東映ポルノの看板スター池玲子を起用[1][2]。凄腕の女殺し屋Mの活躍を描く[3]。
あらすじ
関西を拠点とする広域暴力団・国栄会の一員・中田は、横浜支部として運用している速水興業の社長・速水と共謀して組織への上納金を着服していた。
だが、それに気づいた国栄会の会長は女殺し屋のMを送り込む。一方、速水は、上納金から手を引くよう求めてきた中田を殺し、国栄会と対立する。
替え玉をつかまされたMは速水の護衛たちとの格闘の末、大けがを負う。そこへ、速水の妻・和子がMを助ける。
配役
- 池玲子(東映):M
- 成田三樹夫:速水
- 今井健二:川島
- 森秋子:和子
- 川鍋智香:むつみ
- 高橋明:谷
- 溝口舜亮:犬上
- 木島一郎:玉井
- 北上忠行:速水の配下1
- 佐藤了一:速水の配下2
- 谷文太:速水の配下3
- 桂小かん:マネージャー
- 森みどり:あけみ
- 岡みちる:若い女
- 石橋雅史(特別出演):中田
スタッフ
- 監督:蔵原惟二
- 脚本:宮下教雄、中島紘一
- 企画:松岡明、伊地智啓
- 音楽:小沢典仁
- 撮影:畠中照夫
- 美術:川船国彦
- 編集:鈴木晄
併映作品
脚注
- ^ キネマ旬報1974年9月下旬 p.169
- ^ “池玲子略歴”. 映画DB. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “黒い牝豹M”. 日本映画情報システム 文化庁. 2022年7月30日閲覧。
外部リンク