鷹司 房煕(たかつかさ ふさひろ)は、江戸時代中期の公卿。官位は従二位・内大臣。鷹司家18代当主。
概要
近衛家の22代目当主である近衛家熙の二男として生まれ、鷹司家の18代目当主となった。従二位となり、内大臣などを歴任した。
経歴
宝永7年(1710年)に近衛家熙の子として生まれる。
鷹司兼熙の養子となり、内大臣(1728年 - 1730年)を歴任した。享保15年(1730年)、薨去。
家族・親族
系譜
鷹司家
鷹司家は、近衞家実の子である鷹司兼平を始祖とし、五摂家の一つであった。
近衞家
近衞家は、藤原忠通の子である近衞基実を始祖とし、五摂家の一つであった。
皇室との関係
後陽成天皇の男系五世子孫である。後陽成天皇の第四皇子で近衛家を継いだ近衛信尋の男系後裔。
詳細は皇別摂家#系図も参照のこと。
関連項目