魚雷艇15号(ローマ字:PT No.15, PT-815)は、海上自衛隊の魚雷艇。11号型魚雷艇の5番艇。
艦歴
「魚雷艇15号」は、昭和48年度100t型魚雷艇6015号艇として、三菱重工業下関造船所で1974年4月23日に起工され、1975年1月8日に進水、1975年7月10日に就役し、舞鶴地方隊舞鶴防備隊第2魚雷艇隊に編入された。
1987年7月1日、地方隊の改編により、第2魚雷艇隊が舞鶴警備隊隷下に編成替え。
1990年11月28日、大湊地方隊余市防備隊第1魚雷艇隊に編入。
1993年3月22日、第1魚雷艇隊が廃止となり、余市防備隊直轄艇となる。
1994年10月14日、除籍。本艇の延べ航海時間は10,314.4時間、総航程は137,906.5浬であった[1]。
脚注
- ^ 「さらばPTボート!海上自衛隊最後の魚雷艇「15号」除籍」『世界の艦船』第490号、海人社、1994年12月、57頁。
参考文献
- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
- 『世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)
関連項目