高野村(たかのそん)は、鳥取県岩美郡にあった自治体である。1896年(明治29年)3月31日までは岩井郡に属した。
概要
現在の岩美町池谷(いけだに)・延興寺(えんごうじ)・外邑(とのむら)・小田・大坂・唐川に相当する。蒲生川支流の小田川流域に位置した。
高野の名は高地の野、上流の野の意とされる[2]。
藩政時代には鳥取藩領の岩井郡高野郷に属する池谷村・延興寺村(延江寺村)・大谷村・大坂村・外村・唐川村があった[3]。
沿革
行政
歴代組合村長
代 |
氏名 |
就任年月日 |
退任年月日 |
備考
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初 |
橋本清一郎 |
1889年(明治22年) |
1890年(明治23年)12月27日 |
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2 |
米山豊蔵 |
1890年(明治23年)12月29日 |
1892年(明治25年)9月28日 |
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3 |
加納清治 |
1892年(明治25年)10月22日 |
1894年(明治27年)2月26日 |
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4 |
中村松太郎 |
1894年(明治27年)2月27日 |
1895年(明治28年)7月22日 |
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5 |
太田幾蔵 |
1895年(明治28年)7月25日 |
1896年(明治29年)7月23日 |
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6 |
小倉勝次郎 |
1896年(明治29年)8月1日 |
1901年(明治34年)4月25日 |
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7 |
田中喜十郎 |
1901年(明治34年)5月1日 |
1902年(明治35年)4月25日 |
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8 |
森田福蔵 |
1902年(明治35年)5月1日 |
1903年(明治36年)6月20日 |
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9 |
加納綾蔵 |
1903年(明治36年)8月26日 |
1904年(明治37年)1月30日 |
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10 |
勝山貞蔵 |
1904年(明治37年)4月8日 |
1905年(明治38年)5月10日 |
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11 |
勝山豊治 |
1905年(明治38年)5月20日 |
1906年(明治39年)9月27日 |
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12 |
勝山貞蔵 |
1906年(明治39年)10月4日 |
1908年(明治41年)7月22日 |
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13 |
太田直太郎 |
1908年(明治41年)8月25日 |
1912年(大正元年)8月24日 |
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14 |
太田直太郎 |
1912年(大正元年)12月5日 |
1916年(大正5年)12月4日 |
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15 |
中村松太郎 |
1916年(大正5年)12月20日 |
1917年(大正6年)8月31日 |
合併後小田村長に就任
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参考文献 - [1]
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教育
- 高野尋常小学校:小田村発足後に旧新宮村の小田尋常高等小学校と合併し、その外邑分校となる。戦後小田小学校となるが1971年に外邑分校廃校。その後小田小学校は統合により岩美町立岩美南小学校となる[1][8]。
脚注
関連項目