高橋 義博(たかはし よしひろ、1951年2月7日 - )は、日本中央競馬会・美浦トレーニングセンターに所属していた調教師。栃木県出身。
来歴
1951年、栃木県出身。大学で牛について学び、卒業後はアルゼンチンに渡り厩務員を経験する[1]。その後美浦トレーニングセンターの笹倉武久厩舎などでの調教助手を経て、47歳となる1998年に調教師試験に合格[1]、翌1999年3月に厩舎を開業した[2]。同年5月8日、東京競馬場第2競走をレッツストーンで制し、初勝利を挙げた[2]。
2010年、中山大障害をバシケーンで制し、重賞初制覇をGI級競走で成し遂げた。翌年1月には、「重賞を勝ったら[注釈 1]伸ばしていた長髪を切る」という公約に則り、後藤浩輝や蓑島靖典らが参加しての断髪式を厩舎で行った[3]。2012年にはコスモオオゾラで弥生賞を制し、JRA平地重賞初制覇[4]。
2020年7月20日、JRAに勇退届を提出[2]。8月20日付で調教師を引退した。なお、これにより繰り上がりで伊坂重信厩舎が翌日付で新規開業した[2]。
人物
調教師成績
|
日付 |
競馬場・開催 |
競走名 |
馬名 |
頭数 |
人気 |
着順
|
初出走 |
1999年3月6日 |
2回中山3日9R |
桃花賞 |
テンシノウタ |
16頭 |
8 |
2着
|
初勝利 |
1999年5月8日 |
2回東京5日2R |
4歳未勝利 |
レッツストーン |
12頭 |
3 |
1着
|
重賞初出走 |
1999年3月20日 |
2回中山7日11R |
フラワーC |
テンシノウタ |
16頭 |
8 |
3着
|
重賞初勝利 |
2010年10月25日 |
5回中山7日10R |
中山大障害 |
バシケーン |
12頭 |
10 |
1着
|
GI初出走 |
2004年4月11日 |
2回阪神6日11R |
桜花賞 |
レディインブラック |
18頭 |
8 |
10着
|
GI初勝利 |
2010年10月25日 |
5回中山7日10R |
中山大障害 |
バシケーン |
12頭 |
10 |
1着
|
主な管理馬
脚注
注釈
- ^ 条件は「GIを勝ったら」とする記載もある[1]。
出典
関連項目