高 嵩谷(こう すうこく、享保15年(1730年) - 文化元年8月23日(1804年9月26日))は江戸時代の英派の絵師。
来歴
佐脇嵩之の門人。江戸の人。高久氏。名は一雄。字は子盈。画姓として高を使用、嵩谷、屠龍翁、屠龍斎、楽只斎、湖蓮舎、翠雲堂と号す。両国薬研堀に住んでいた。明和頃から主に英一蝶風の洒脱な肉筆画や役者絵などを描いている。享年75。墓所は浅草の西福寺。法名は盈誉嵩谷一雄居士。
門人に子の高嵩嶽、養子の高嵩渓のほか、高嵩月、高嵩松、高嵩雲、高嵩濤らがいる。
作品
脚注
参考文献
- 日本浮世絵協会編『原色浮世絵大百科事典』第2巻 大修館書店、1982年
- 池田茉美 「高嵩谷筆「雨宿り図屏風」(サントリー美術館蔵)を読む ー〈江戸〉という都市の群像」『サントリー美術館 研究紀要 二〇一八』第4号、2018年3月26日、pp.42-47