高 宇杰(ガオ・ユージェ、1997年7月17日 - )は、台湾(中華民国)の台東県出身のプロ野球選手(捕手)。アミ族[1]。
経歴
2018年7月に開催されたドラフト会議で中信兄弟から2位指名を受けた[2]。
2019年は6月25日の富邦ガーディアンズ戦で1軍初出場を果たし、初打席で初安打をマークした[3]。8月以降、先発出場が増え後期優勝に貢献した。シーズン最終戦となった10月5日のLamigoモンキーズ戦ではプロ初ホームランを放った。最終的に50試合に出場し打率.287を記録した。守備面でも安定しており、盗塁阻止率が6割を越えた。オフには2019 WBSCプレミア12 チャイニーズタイペイ代表に選出された[4]。同大会の韓国戦では決勝打となるタイムリーを放ち[5]、オーストラリア戦ではバスターやヒットエンドランを決めるなど勝利に貢献した[6]。最終的にはチーム最高となる打率.444を記録した。
2020年は自身初の開幕スタメンマスクを被り[7]、6月以降は黃恩賜の専属捕手としてスタメン出場するなど[8]昨年よりも出場機会を増やすも、他の投手の時は陳家駒や黃鈞聲との併用での起用が多かった[9]。そして昨年とは変わり打撃成績や盗塁阻止率、配球などが課題となった[10]。
選手としての特徴
2019年は右投手から打率.329を記録するも左投手からは打率.143と苦手としている[11]。守備面では肩が平凡ながらも送球動作が速く、盗塁阻止率は6割を越えた[12]。
詳細情報
年度別打撃成績
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
捕手
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率 |
捕
逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率
|
2019
|
兄弟
|
50 |
207 |
24 |
1 |
2 |
.996 |
1 |
15 |
6 |
9 |
.600
|
2020
|
70 |
454 |
35 |
2 |
4 |
.996 |
1 |
35 |
26 |
9 |
.257
|
通算
|
120 |
661 |
59 |
3 |
6 |
.996 |
2 |
50 |
32 |
18 |
.360
|
記録
背番号
代表歴
脚注
外部リンク