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この項目では、京都市上京区にある寺院について説明しています。石川県金沢市にある寺院については「雨宝院 (金沢市)」をご覧ください。 |
雨宝院(うほういん)は、京都市上京区にある真言宗泉涌寺派の寺院。北向山雨宝院大聖歓喜寺と号する。本尊は歓喜天。通称は西陣聖天宮。
由来
伝承によれば、弘仁12年(821年)に空海(弘法大師)が嵯峨天皇の病気平癒のために天皇等身の歓喜天を一刀三礼し、祈願して霊験を発して以来、東寺とともに皇城鎮護として栄えた大伽藍だったという。応仁の乱で堂宇荒廃し、その後天正年間に再興された。現在の建物は、天明の大火(天明8年)で烏有に帰した後に再々興されたものである。
仏像
- 大聖歓喜天尊(本尊、秘仏)
- 木造千手観音立像(平安時代、重要文化財)[1]
- 弘法大師像
境内
年中行事
- 1月 - 正月護摩 コンニャク封じ
- 2月3日 - 節分星祭り
- 4月8日 - 花まつり
- 7月 - キュウリ封じ
- 9月 - 聖天祭
所在地
京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町
交通アクセス
脚注
外部リンク