隈元 新(くまもと しん、本名読み:くまもと あらた、1950年(昭和25年)1月6日[1] - )は、日本の政治家。元鹿児島県伊佐市長(3期)、元大口市長(4期)、元大口市議会議員(3期)。
来歴
鹿児島県大口町(現・伊佐市)出身。鹿児島県立大口高等学校、立命館大学経営学部卒業。1973年(昭和48年)4月、大阪ロイヤルホテルに就職。1975年(昭和50年)7月、ニューヨークヒルトンホテルに出向。1977年(
昭和52年)3月、大阪ロイヤルホテルを退社。同年4月、帰郷し農業に従事[2]。
1983年(昭和58年)4月、大口市議会議員選挙に初当選。以後計3期務める。
1996年(平成8年)1月4日に大口市長に就任。以後計4期務める。
2008年(平成20年)11月1日、大口市は伊佐郡菱刈町と新設合併して伊佐市となる。これに伴って行われた伊佐市長選挙に無投票で初当選した。11月30日、市長就任[3]。2012年(平成24年)、再選。2016年(平成28年)、3選。
2021年11月3日、秋の叙勲において旭日中綬章を受章[4]。
市長選の結果
- 2008年伊佐市長選挙
2008年(平成20年)11月23日告示、11日30日執行。無投票で初当選。
- 2012年伊佐市長選挙
2012年(平成24年)11月18日執行。元菱刈町長の神園勝喜、前市議の今吉光一、前市議の古城恵人の3候補を破り再選した[5]。
※当日有権者数:24,564人 最終投票率:77.30%(前回比:pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
隈元新 | 62 | 無所属 | 現 | 8,987票 | 47.83% | |
神園勝喜 | 62 | 無所属 | 新 | 6,081票 | 32.36% | |
今吉光一 | 48 | 無所属 | 新 | 1,892票 | 10.07% | |
古城恵人 | 63 | 無所属 | 新 | 1,831票 | 9.74% | |
- 2016年伊佐市長選挙
2016年(平成28年)11月20日執行。前回戦った元菱刈町長の神園勝喜との一騎討ちを制し、3選[6]。
※当日有権者数:23,316人 最終投票率:71.55%(前回比:-5.75pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
隈元新 | 66 | 無所属 | 現 | 8,539票 | 51.73% | |
神園勝喜 | 66 | 無所属 | 新 | 7,968票 | 48.27% | |
政策・主張
- 定員割れが続く高校の入学者を確保するため、伊佐市にある鹿児島県立大口高等学校の生徒に対し、旧帝大の合格者に最大100万円の報奨金を支給する制度を2015年(平成27年)の大学入試から導入した。2016年(平成28年)に九州大学理学部に合格した生徒は100万円の報奨金を受け取る第1号となった[7]。
脚注
|
---|
- 薗田長仁1954.4.25-1955.11.28
- 森田盛之助1956.1.17-1968.1.3
- 大樅利夫1968.1.4-1984.1.3
- 樺山一雄1984.1.4-1996.1.3
- 隈元新1996.1.4-2008.10.31(廃止)
|
カテゴリ |
|
---|
2008年11月1日合併 |
大口市長 |
- 薗田長仁1954.4.25-1955.11.28
- 森田盛之助1956.1.17-1968.1.3
- 大樅利夫1968.1.4-1984.1.3
- 樺山一雄1984.1.4-1996.1.3
- 隈元新1996.1.4-2008.10.31
|
---|
|
---|
合併後 |
- 隈元新 2008.11.30-2020.11.29
- 橋本欣也 2020.11.30-
|
---|
カテゴリ |