陰陽町(いんようちょう)は、奈良県奈良市の中央部、市街地の中央部に位置する地区である。郵便番号は630-8361。
地理
市の中央部。市街地の中央部。東は高御門町、南・西は南城戸町、北は脇戸町に接する。東西の道路を中心にした住宅地域[1]。
地名の由来
時を司り、暦を作っていた陰陽師たちが住んでいたところからつけられた。
歴史
庶民が最初に手にした暦といわれる奈良暦(南都暦)が作られていた。
町内にある鎮宅霊符神社は陰陽師の神と仰がれる天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祀っている。
沿革
江戸期は奈良町の南部に位置しており、南方触口支配に属していた。高御門町の西、南城戸町の東にあたり、この両町を結ぶ東西通りの坂道にある地区。「奈良坊目拙解」によると、この通りは元興寺西大門(高御門)門前通りという。これはもとの四条大路にあたるという。「平城坊目考」によると、天正年地子帳に陰陽町の名が載っていないので、天正以降にこのような町並みとなったと考えられる[1]。
施設
小・中学校の学区
奈良市立済美小学校、および奈良市立春日中学校の学区に属する[2]。
脚注
参考文献
関連項目
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