閣僚評議会議長(かくりょうひょうぎかいぎちょう、ボスニア語・クロアチア語: Predsjedavajući Vijeća ministara Bosne i Hercegovine、セルビア語: Предсједавајући Савјета министара Босне и Херцеговине) は、ボスニア・ヘルツェゴビナの行政府の長。なお、大統領評議会や上級代表に強大な職責が与えられているため、議長の権限は極めて限定的である。現在の議長はボリャナ・クリシュトである[2]。
概要
大臣は、民族および団体の代表規則に従って多数党によって、大統領評議会が推薦し、議会下院が任命する。一方、副大臣は大臣と同じ民族でないことを条件に閣僚評議会議長が推薦し、議会下院が任命する。議長は議会及び大統領評議会に対し、責任を負わなければならない。議長が不在の場合は議事規則に従い、副議長が議長の代理を行う[3]。
権限
- 閣僚評議会の活動の調整。
- 閣僚評議会と各省庁との間の連携の確保。
- 閣僚評議会の会合を招集及び主宰。
- 閣僚評議会の最終決定権。
- 欧州理事会との連絡。
歴代閣僚評議会議長一覧
閣僚評議会共同議長(1997年-2000年)
閣僚評議会議長(2000年-現在)
脚注
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西ヨーロッパ | |
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東ヨーロッパ | |
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南ヨーロッパ | |
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北ヨーロッパ | |
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国家承認を得た国連非加盟の国と地域 | |
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自治領 | |
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関連項目 | |
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