鎌田 俊哉(かまだ としや、1958年(昭和33年)8月10日[1] - )は、日本の音楽プロデューサー、作詞・作曲・編曲家、ギタリスト。
人物・略歴
東京都出身。会計検査院長を務めた鎌田英夫の次男として生まれる[1]。祖父は海軍中将の鎌田道章[1]。
4歳の時よりクラシックピアノを学ぶ。その当時から好きな音楽は「West Side Story」「My Fair Lady」「Sound of Music」などのミュージカル映画の音楽。家では、“ナット・キング・コール”“フランク・シナトラ”“ビング・クロスビー”が流れていた。
中学よりギターを始め、東京都立青山高等学校2年在学中に17歳でバンドデビュー。卒業後、音楽専門学校で音楽理論、編曲法、JAZZギターを学び始める。
作曲・編曲家、ギタリストとして数々のレコードに参加。
24歳の時、山下達郎のレーベル“Moon Records”へスタッフとして参加。その後、ジャニーズ事務所の近藤真彦のレコード制作もスタート。それからは、少年隊、SMAP、嵐、KAT-TUNなどのCD制作、ミュージカル、CM音楽等、全てのジャニーズの音楽制作に関わる。
他にもCindy、林田健司、Kiroro、DEEN、Paris Matchなど多くのアーティストをプロデュース。ポリドールへ移ったCharのシングル・アルバムにもプロデューサーとして参加。
またMISIAのシングルとアルバム、Mizのアルバム制作などにも参加。
2000年4月ビクターエンタテインメントで大人向けのレーベルとしてaosis recordsをスタート。その全ての作品190タイトル、950曲をプロデュースする。
2010年からは活動の拠点を中国に移し、男性アイドルグループRTAをプロデュース。その後、中国No.1デュオの羽泉や女性ソロシンガーの張靚穎・陳明・呉莫愁・韓紅・沙宝亮・盧庚戌・張杰・茜拉・黄雅莉などのアルバム制作。
2014年から、中国を含むASIA地域の映画・ドラマ・ゲーム音楽の制作を多数行い、今もなおASIAの音楽業界をリードし続けている。
プロデュース・楽曲制作で関わった主なアーティスト
日本人アーティスト
海外アーティスト
映画&TV
- 湖南衛星TV 『我是歌手1,2,3』(I'm a Singer)音楽プロデュース
- 浙江衛星TV 『中国好声音』(Voice of China)音楽プロデュース
- CCTV 『中国好歌曲』(Song of China)音楽プロデュース
- 映画『爵 』(Lord) 音楽監督
- 映画『爵 Ⅱ』(Lord2) 音楽監督
- 映画『前任3:再見前任』 音楽監督
- 映画『九层妖塔』音楽監督
- 映画『夏洛特烦恼』音楽監督
- 映画『垫底联盟』音楽監督
- 大陸版 2018年、2019年『Produce101』音楽監督
- ドラマ『诛仙 青云志』音楽監督
- ドラマ『剑云之凡』音楽監督
- ドラマ『奇星记』音楽監督
Game
- 『Naruto』音楽監督
- 『天涯明月刀』
- 『蔚蓝戦争』
- 『神之末裔』
- 『无敌唤灵』
- 『Contra』
そのほかタイアップ
- 日本テレビ2004年アテネオリンピックテーマ曲
- 東宝 映画『君を忘れない』音楽プロデュース
- ヤン坊マー坊天気予報 ほかCM音楽プロデュース
- ジャニーズのタレントのCM音楽制作 53作品
- Panasonic、コカ・コーラ、ハウス、明治、TOYOTA,日産 ほか企業CM
- aosis recordsのアルバム全作品190タイトルプロデュース
- 全日空の機内チャンネル、8チャンネルはaosis recordsの番組「Slow Music Style」
- aosis recordsとしてコラボレーションした企業:全日空、カネボウ、日比谷花壇、サントリー、アサヒビール、サッポロビール、ピザーラ、岩波書店、CASIO、JVC、フロリダ州など
ミュージカル音楽
代表作
『君のために僕がいる』『ハダシの未来/言葉より大切なもの』『PIKA☆NCHI』等
関連人物
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 『人事興信録 第34版 上』人事興信所、1987年、か-193頁。
外部リンク