銀山川ダム(ぎんざんがわダム)は、山形県尾花沢市、一級河川・最上川水系銀山川に建設されたダム。銀山ダム(ぎんざんダム)ともいう。高さ21.3メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節を目的とする治水ダムである[2][3]。
歴史
銀山川(ぎんざんがわ)は、山形県を流れる最上川水系の一級河川である。宮城県との境にそびえる半森山の西麓に端を発し、丹生川へと注ぐ。長さは3.6キロメートルである[4]。
銀山川ダムは、1963年(昭和38年)度に完成した。放流設備としてクレスト部(天端付近)に自由越流型3門、下部に放流管2門を備える[2]。現在は尾花沢市が管理している[5]。
周辺
銀山川ダムは標高270メートルにあり[3]、ダム湖(人造湖)の面積(湛水面積)は6ヘクタールである[2]。周辺は山菜の宝庫であり、景観に優れる。コイやフナ、イワナ、ハヤ、ベニマス、ヤマメ、アブラハヤといった淡水魚が棲んでおり、釣り場としても知られる[3]。
ダム付近には山形県道188号銀山温泉線が通っており、すぐ上流には銀山温泉がある[6]。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク