金輪院(こんりんいん)は、奈良県大和郡山市小泉町にある天台宗の寺院。
小泉庚申堂と呼称される方が多い。
山号は尭然山(ぎょうねんざん)、本尊は青面金剛。
大和国の庚申信仰の総道場として知られる。
歴史
万治2年(1659年)、小泉藩第2代藩主片桐貞昌の家臣で茶人でもあった藤林直良(宗源)が創建し、小泉氏の祈願寺となった。
大徳寺玉舟和尚の筆による縁起「宗鐇記」によると、貞昌の父片桐貞隆が家蔵の什器を焼き捨てたとき、灰の中から青面金剛像一体が発見され、この像が後に本尊になったという。
明治5年8月施行の学制に基づき、同6年12月23日に山本寿保邸を借用して開校されていた小学修道館が、同7年2月当院倉庫へ教場が臨時移転し、同9年2月城行換邸に移転するまでの間使われた。
文化財
- 扁額 - 明治13年(1880年) 安村清一郎・森内彌三郎奉納。本堂に掲額。
交通アクセス
周辺
関連項目
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外部リンク
座標: 北緯34度37分40秒 東経135度45分33秒 / 北緯34.62778度 東経135.75917度 / 34.62778; 135.75917