金城 宗幸(かねしろ むねゆき、1987年〈昭和62年〉 - )は、日本の漫画原作者。主な作品に『神さまの言うとおり』(別冊少年マガジン)、『ブルーロック』(週刊少年マガジン)、窪田正孝と永野芽郁主演でフジテレビ系テレビドラマにもなった『僕たちがやりました』(週刊ヤングマガジン)などがある。
略歴
大阪府出身、中学時代に吹奏楽部に所属。当時フジテレビで放映されていた『力の限りゴーゴゴー!!』内のコーナー「ハモネプ」にてチーム名「ダーツ」として出演。当時担当はボイスパーカッションだった。大阪府立今宮高等学校卒業(総合学科8期生[1])。京都精華大学マンガ学部マンガプロデュースコース卒業[2]。大学時代に初めて描いたマンガは金城の祖母の沖縄戦の経験をもとに取材を重ねた短編作品で、金城の父が沖縄戦を語り継ぐ講演会などで今も披露しているという[3]。
元々は漫画家を目指しており、2008年(平成20年)に『独地小学校物語』で第80回週刊少年マガジン新人漫画賞特別奨励賞を受賞。受賞したあと、少年マガジンの編集者に「連載を目指すなら画力を伸ばしてほしい」と言われ、努力したが思うようにいかず、諦めてしまった。そこから1年ほどお笑い芸人を目指していた。その後大学を卒業し、本気で何かをしないといけないと思っていたときに、また編集者に、「漫画の原作者をやってみないか」と声をかけられ、もう一度漫画家を目指すことにした。[4]2010年に『第7位』で平成22年度上半期赤塚賞佳作を受賞。2011年に『神さまの言うとおり』で原作者デビュー。
2021年、原作を担当している『ブルーロック』が第45回講談社漫画賞少年部門を受賞した[5]。
作品リスト
連載
読み切り
書籍
脚注
関連項目