金剛寺(こんごうじ)は、東京都世田谷区にある真言宗智山派の寺院。
概要
慶長年間(1596年~1615年)、頼栄法印によって開山された。1284年(弘安7年)、聖空上人が薬師如来像を安置する小堂を創建したのが起源である。その後慶長年間に至り、当地の名主だった粕谷家の菩提寺として、この小堂を基に寺院を整備した。寺院としての形が整ったのは慶長年間であるため、当寺の開山は聖空上人ではなく、頼栄法印としている[2]。
聖空上人が安置した薬師如来像は「北向薬師」と呼ばれるようになり、「坂東七薬師」の一つに数えられている[2]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b 竹内秀雄 著『世田谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド12)』学生社、1992年、102p
参考文献