野口 正一(のぐち しょういち、1930年3月5日 - )は、日本の情報工学者。東北大学名誉教授。元会津大学学長。元情報処理学会会長。
人物・経歴
東京都八王子市生まれ。東京府立第二商業学校(現東京都立第二商業高等学校)を経て、1948年横浜工業専門学校(現横浜国立大学理工学部)入学。編入制度のあった東北大学工学部に編入し、1954年に卒業後、同大学院の大泉充郎研究室に所属したが、本多波雄から大きな影響を受けたという[1]。1960年東北大学大学院博士課程修了、工学博士[2]。
1962年東北大学電気通信研究所助教授。1971年東北大学電気通信研究所教授。1984年東北大学大型計算機センター長。1990年東北大学応用情報学研究センター長。1993年日本大学工学部教授。1995年情報処理学会会長。1997年会津大学学長。2001年公益財団法人仙台応用情報学研究振興財団理事長[1]。2009年東北大学電気系同窓会会長[3]。
著書
- 『情報工学基礎論 1』丸善 1976年
- 『情報ネットワークの理論』岩波書店 1982年
- 『知識工学基礎論』(滝沢誠と共著)オーム社 1986年
受賞
脚注
- 先代
- 村上浩
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- 東北大学電気系同窓会会長
- 2009年 - 2017年
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- 次代
- 小野寺正
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