那須 正彦(なす まさひこ、1928年1月5日[1] - )は、日本の経済学者、明海大学名誉教授。
略歴
岡山県岡山市出身。1953年東京大学経済学部卒業。旧太陽銀行(現三井住友銀行)に入行し、審査部総務課長、奥沢支店長、大阪副支店長等を歴任。1976年太陽火災海上保険常務取締役に出向。1981年、太陽神戸銀行に復帰、審議役。1982年中部工業大学(現中部大学)教授に転じる。1990-1993年経営情報学部長。1993年明海大学経済学部教授。2000年定年、名誉教授となる。1988年「現代日本の金融構造 資金循環分析による実証と国際比較」で法政大学経済学博士。専攻は経済学、金融論[2]。
著書
- 『相互銀行』東洋経済新報社「東経新書 ニュー・バンキング・セミナー」 1965
- 『現代日本の金融構造 資金循環分析による実証と国際比較』東洋経済新報社 1987
- 『実務家ケインズ ケインズ経済学形成の背景』中公新書 1995
- 『ケインズ研究遍歴』中央公論事業出版 (制作・発売) 2012、増補第二版 2015
翻訳
- ドナルド・モグリッジ 編 東洋経済新報社 2013
論文
脚注
- ^ 『現代日本人名録』1987
- ^ 『ケインズ研究遍歴』著者紹介