豊田市生涯学習センター逢妻交流館(とよたししょうがいがくしゅうセンターあいづまこうりゅうかん)は、愛知県豊田市田町にある生涯学習センター(地区公民館)。豊田市は中学校区に1つの地区公民館(名称は交流館)を設置しており、逢妻交流館は豊田市立逢妻中学校の校区にある。旧称は逢妻公民館。1980年に旧館が開館し、2010年に新館が開館した。
歴史
旧館
1980年(昭和55年)4月1日[2]、豊田市立逢妻中学校の校区に逢妻公民館が設置された。豊田市は各中学校区に地区公民館を設置しており、2番目に早く開館した地区公民館だった。逢妻公民館は愛知県道284号宮上知立線に面しており、南側の駐車場を挟んで逢妻中学校のプールに隣接している。県道284号を挟んで北側には豊田市立小清水小学校がある。1986年(昭和61年)に増築工事を行った[2]。2002年(平成14年)には豊田市が各公民館の名称を「-公民館」から「-生涯学習センター交流館」に改称しており、逢妻公民館も逢妻交流館に改称された。
現行館の開館後、旧館の建物は2012年(平成24年)11月5日に逢妻ふれあい子ども館として開館した。
現行館
豊田市は県道284号を挟んで向かい側の敷地に新館の建設を計画。2003年(平成15年)7月に建設準備委員会を発足させ、設計者選定プロポーザルには70者以上の応募があり、2006年(平成18年)10月には妹島和世建築設計事務所を最優秀に選定[6]。2008年(平成20年)12月に着工して2010年(平成22年)1月に竣工し、2010年3月に開館した。2008年にはリーマンショックで日本の経済が混迷を極めており、2009年度の豊田市の法人税収入は96%減(442億円→16億円)となっている。西部まちづくり協議会は「100年に一度という経済の大激震の中で着工された。建設費は他の交流館並みであるが、運がよかった。もう一年遅かったら多分出来なかったろう」と回想している。
現行館の敷地の北側には水田が広がっており、この水田地帯の中央部を逢妻女川が流れている。妹島和世建築設計事務所による現行館の建物は、全面が曲面ガラスという壁面が特徴である。各階で不整形な平面を持つ床、床を支持するポスト注、水平力に抵抗する耐震壁という3要素からなる。
施設
- 1階
- 多目的ホール(定員200人)
- 逢妻交流館図書コーナー(2018年度の蔵書数11,271冊)
- 子育てサロン
- 事務室
- 2階
- 大会議室(定員78人)
- 中会議室(定員42人)
- 小会議室(定員21人)
- 3階(半屋外)
- 和室(定員31人)
- 調理実習室(定員16人)
- 工芸室(定員16人)
利用案内
脚注
参考文献
- 「豊田市生涯学習センター逢妻交流館 妹島和世建築設計事務所」『新建築』第85巻第7号、新建築社、2010年5月、40-51頁。
- 西部まちづくり協議会『平成の逢妻 あんなことこんなこと』西部まちづくり協議会、2017年。
- 豊田市文化振興財団『豊田市文化振興財 要覧 平成29年度』豊田市文化振興財団、2017年。
外部リンク