近物レックス株式会社(きんぶつレックス、英: KINBUTSU REX CO.,LTD.)は、静岡県駿東郡清水町に本社を置く物流会社である。
概要
元は近畿日本鉄道の子会社・近鉄物流であったが、2004年(平成16年)に近鉄グループの再建の一環で、同じ静岡県に本拠があるハマキョウレックスに株式の過半数を譲渡し(近鉄も一部株式を継続保有)、翌年には社名も近物レックスに改めた[3]。近鉄物流時代には車体に大阪近鉄バファローズのシンボルである猛牛マーク(岡本太郎作)が描かれていた。2005年(平成17年)4月に近物レックスに改称後は、車両の標記が「近鉄」から「近物」に、「KINTETSU」から「KINBUTSU」に変更されたが、後者は「TE」の部分のみを「BU」に貼り替えたり塗り替えたりして対応したものもある。また、先述した猛牛マークも「KBR」ロゴに変更された。
特別積合せ貨物運送を主力とする中堅路線便業者であり、ヤマトホールディングスを筆頭とする特積み業者12社と提携してボックスチャーターに加盟している[4]ほか、セイノーホールディングスが主導する求荷・求車ネットワーク「エコアライアンス」に参加して貨物積載率の向上を図ったり[5]、SGホールディングス傘下のSGムービングと提携し大型商業貨物の幹線輸送を担う[6]など、大手特積み業者とのアライアンスを中心とした戦略を取っていることが特徴である。
事業内容
荷に関わる業務を中心に幅広くカバーをしている。
- 貨物自動車運送事業(特別積合、一般貨物、宅配、引越)
- 貨物運送取扱事業(鉄道、航空、海運)
- 運送取次事業
- 倉庫業
- 物品販売業
- 自動車分解整備事業
- 荷造梱包作業請負業
- 損害保険代理業
- 旅客自動車運送事業(一般・特定)
- 労働者派遣事業
- 産業廃棄物収集運搬業
業務環境
- 950便
- 107か所
- 3,181台
- 434台
- 4か所
- 5か所
沿革
コンテナギャラリー
関連企業
関連項目
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
近物レックスに関連するカテゴリがあります。