豊後荻駅(ぶんごおぎえき)は、大分県竹田市荻町馬場に所在する、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅[1]。
大分県内にある豊肥本線の駅では最も熊本寄りに位置する。特急「九州横断特急」が停車する。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。互いのホームは構内踏切で連絡している。
駅舎には「荻駅交流館」と呼ばれる物産館や図書室、2階には歴史資料展示室を併設しており、大きな建物となっている。玄関の表札には、「荻駅交流館」「豊後荻駅」が掲示されている。駅舎は1993年(平成5年)に萩町が総工費1億2千万円を投じて建設された鉄骨造二階建てのものである[7]。
簡易委託駅であり[5]、きっぷうりばが設置されている[9]。
早朝6時台に当駅始発豊後竹田行き(豊後竹田駅で大分行きに接続)が1本設定されている。
のりば
利用状況
- 2012年度の1日平均乗車人員は31人(前年度比-10人)である。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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2000
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92
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2001
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94
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2002
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85
|
2003
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72
|
2004
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66
|
2005
|
45
|
2006
|
44
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2007
|
46
|
2008
|
50
|
2009
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49
|
2010
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45
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2011
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41
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2012
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31
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駅周辺
周囲はかつてあった荻町の中心部にあたる地区で、比較的大きな集落が広がっており、竹田市荻支所にも近い。
バス路線
駅前に豊後荻駅前バス停が設置されており、以下の路線バスが運行されている。
- 竹田市コミュニティバス
- 岩本線・馬背野線:竹田市役所行き/政所公民館前行き
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■豊肥本線
- ■普通
- 玉来駅 - 豊後荻駅 - 滝水駅
脚注
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、25頁。
- ^ “竹田市統計書(平成29年度改訂)” (PDF). 竹田市. 2018年5月17日閲覧。
- ^ a b c 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、14-15頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年10月、745頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 「55年間ご苦労さま 豊後荻でもお別れ式」『大分合同新聞』大分合同新聞社、1983年11月29日、朝刊・県南豊肥、9面。
- ^ a b 荘田啓介『豊肥線物語』大分合同新聞社、1987年2月、314頁。
- ^ a b 「JR九州 ユニーク!!自治体委託駅」『交通新聞』交通新聞社、1994年9月7日、2面。
- ^ 「豊肥線388日ぶり全線運転再開」『交通新聞』交通新聞社、2013年8月14日、2面。
- ^ “豊後萩駅”. 九州旅客鉄道. 2021年12月22日閲覧。
関連項目
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外部リンク