谷浜駅(たにはまえき)は、新潟県上越市大字長浜字家の下にある、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの駅である[1]。
歴史
年表
JR西日本時代
- 糸魚川地域鉄道部が管理する無人駅であった。一時期自動券売機が設置されていたが、運賃改定に伴い撤去されている。
- 2015年3月のえちごトキめき鉄道移管前までは、JR西日本が管理する自社管理駅では当駅が最東端に位置していた。これはJR西日本線最東端の直江津駅が会社境界を接するJR東日本の管理であったためである。特別企画乗車券「北陸おでかけパス」は、2015年度いっぱいまでJR時代と同じく西隣の当駅が最東端の駅となっていたが、2016年4月2日利用分より谷浜駅 - 直江津駅間も周遊区間に追加された。
- 移管後はJR西日本線の最東端は北陸新幹線上越妙高駅(会社境界を接するJR東日本の管理)、JR西日本自社管理の最東端は大糸線中土駅となった[8]。
駅構造
地上駅となっており、ホームは駅舎に接して単式1面1線、その奥に島式1面2線の計2面3線を有する[9]。なお、両ホームは跨線橋で連絡している。
この他、構内には側線が数本設けられている。1番のりば西側(糸魚川方)には、かつて貨物発着用ホームとして使用していた側線と車庫がある[1]。
えちごトキめき鉄道への移管後も引き続き無人駅である[10]。駅舎は開業時からの木造平屋建てで、内部には待合室などがあるほか、待合所にはかつて使われていた出札口が残されている[1]。トイレは男女別汲み取り式。
のりば
のりばは駅舎側から以下の通り。
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■日本海ひすいライン
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上り
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糸魚川・泊方面
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2
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(使用停止中)
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3
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下り
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直江津方面
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- 列車運転指令においては、1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「下り本線」となっている。
- 2番のりばについては、場内・出発信号機は稼動しているものの架線が撤去されている。
- 列車接近表示器から流れるメロディーは、1番のりばが「さくらさくら」、3番のりばが「草競馬」である。
- また、過去に使用されていた接近メロディとして「メリーさんの羊」がある(1番線)。
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は13人である[11]。
各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである[12]。
年度
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1日平均 乗車人員
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2003年
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36
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2004年
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39
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2005年
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42
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2006年
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33
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2007年
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32
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2008年
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32
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2009年
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28
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2010年
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26
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2011年
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25
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2012年
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28
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2013年
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31
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2014年
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24
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2015年
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26[13]
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2016年
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28[14]
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2017年
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21[15]
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2018年
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20[16]
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2019年
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17[17]
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2020年
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14[18]
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2021年
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15[19]
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2022年
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13[20]
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2023年
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13[21]
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駅周辺
駅北側は海水浴場に近く、夏季は当駅も海水浴客で賑わう[1]。駅東側には北陸線と国道8号を跨ぐ歩道橋が設けられており、海岸へ出ることができる[1]。
駅前には民家のほか民宿や商店がある。
バス路線
「谷浜駅前」停留所にて、頸城自動車の路線バスが発着する。
- 30系統(桑取線)
- 31系統(名立線)
- 32系統(能生線)
隣の駅
- えちごトキめき鉄道
- ■日本海ひすいライン
- 有間川駅 - 谷浜駅 - 直江津駅
- ※当駅開業時の1911年から1969年まで直江津駅との間に郷津駅があった[1]。
脚注
参考文献
- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 13号 北陸本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年10月11日。
関連項目
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外部リンク