西澄寺(さいちょうじ)は、東京都世田谷区にある真言宗智山派の寺院。
概要
1574年(天正2年)、隆向によって開山された[2]。
幕末から明治初期にかけて、住職不在で荒廃していたが、1892年(明治25年)に慧荘が中興した。慧荘は高野山で習得した灸術を施したことで、「霊灸」の評判がたち、多くの人で賑わった。当寺の梵鐘は灸術を受けた患者から奉納されたものである[2]。
当寺の山門は、1922年(大正11年)に旧徳島藩江戸藩邸の門を移築したものである。東京都の有形文化財に指定されている[2]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b c 竹内秀雄 著『世田谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド12)』学生社、1992年、59-60p
参考文献
関連項目