西岡 兄妹(にしおか きょうだい)は、日本の漫画家。兄、西岡智と妹、西岡千晶による合同ペンネーム。三重県津市出身。西岡千晶は大学時代に染色を専攻していた。
経歴
1989年、「モーニング」誌にてデビュー。
1991年より「ガロ」で作品を発表。1997年からは「ガロ」の後身的存在である「アックス」で活動する。
フランツ・カフカの影響が濃い兄による物語(ネーム)と、刺繍細工のような妹の作画とで、独自の世界を築いている。
作品(単行本)
漫画作品
絵本など
- 人殺しの女の子の話(青林工藝舎 2002年)
- 花屋の娘(青林工藝舎 2004年)
- 死んでしまったぼくの見た夢(パロル舎 2005年)
- くらげそっくり(青林工藝舎 2003年) ※大下さなえの詩に西岡千晶が絵をつけたもの
- 白いレクイエム(ブッキング 2005年) ※大海赫が没にした同名作品をリメイク
- そっくりそらに(長崎出版 2006年) ※西岡千晶のソロ絵本
アニメ
その他自費出版による著作をはじめ「ダニイル・ハルムス」の詩集の表紙など、イラストレーションの作品も多数。
関連文献
- 西岡智・西岡千晶 (2000). 西岡兄妹インタビュー. アックス, 15, 1-8.
外部リンク