株式会社西宮貯金銀行[1](にしのみやちょきんぎんこう)は、かつて兵庫県武庫郡西宮町(現西宮市)に存在した銀行。後身の武庫銀行についても述べる。
概要
1896年(明治29年)、設立[2]。本店は西宮浜久保町[3]。郡内本庄村の内青木、精道村の内芦屋に支店を有した[3]。資本金は3万円[2][3][4]。
1921年(大正10年)10月7日、「武庫銀行」に改称[5]。資本金は50万円[6][7]。芦屋支店、本庄支店などがあった[6]。1932年(昭和7年)9月1日、西宮銀行(1891年創立、1936年に神戸銀行新設合併に参加)に合併された[5]。
役員
西宮貯金銀行の役員
『日本全国諸会社役員録 明治31年』
- 頭取・紅野平左衛門[4]
- 取締役・千足甚左衛門、森本甚兵衛、勝部重左衛門[4]
- 監査役・大村太右衛門、初代八馬兼介、鷲尾伴五郎[4]
『日本全国諸会社役員録 明治35年』
『西宮現勢史』
武庫銀行の役員
『日本全国諸会社役員録 第30回』
『日本全国諸会社役員録 第38回』
脚注
参考文献
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 明治31年』商業興信所、1893-1911年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 明治35年』商業興信所、1893-1911年。
- 橋本治策編『関西実業名鑑 明治40年』関西実業名鑑編纂所、1908年。
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 藤井亀若『西宮現勢史』兵庫県自治協会、1916年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第30回』商業興信所、1922年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第38回』商業興信所、1930年。
関連項目