株式会社菊家(きくや)は、大分県由布市挾間町に本社を置く菓子メーカーである。
屋号は 「お菓子の菊家」
概要
1956年(昭和31年)12月に別府市で創業。1994年(平成6年)に本社・工場を由布市挾間町に移転している[2][4]。
大分県下に多数の店舗を有しており、製造・販売する菓子は、大分県内で土産菓子、手土産として親しまれている。また、通常の店舗のほか、洋生菓子を中心としたシャンテ・ドールも展開している。由布市湯布院町には、オリジナル菓子などを販売する菊家の店舗花麹菊家をはじめ土産物店等14店舗からなるやすらぎ湯の坪横丁を開発しており[5]、菊家の新しい拠点となっている。
かつては広島県などにも進出したが、撤退[6][注 1]。2021年時点では大分・福岡・宮崎県内に店舗を構える。
沿革
主要製品
- ドン・フランシスコ
- キリシタン大名大友義鎮(宗麟)の洗礼名に因んで名付けられた。モンドセレクションで18年連続(2020年時点)で最高金賞を受賞するとともに、2002年の第24回全国菓子大博覧会(熊本)で名誉総裁賞(文化)を受賞している[8]。
- ボンディア
- ポルトガル語でのあいさつの言葉(wikt:bom dia)で、大分市とポルトガルのアベイロ市との姉妹都市締結を記念して名付けられた。2002年の第24回全国菓子大博覧会(熊本)で世界洋菓子連盟会長賞を受賞している[9]。
- ゆふいん創作菓子 蜜衛門
- 季節限定。2013年の第26回全国菓子大博覧会(広島)で名誉総裁賞(技術部門)を受賞している[10]。
- ゆふいん創作菓子 ぷりんどら
- ミルククッキー
- 豊の醤油餅 きな粉[11]
- 鉄人坂井の鉄人ぷりん
- 鉄人坂井の鉄人ロールケーキシリーズ
- 地卵はちみつぷりん
- 豊後手焼煎餅
- 大分県産ゼリーシリーズ(荻の桃太郎・佐伯のマリンレモン・由布庄内の赤梨・杵築の美娘)
- ゆふいん創作菓子 黒豆淡羊羹
- りんごかさね[12]
店舗
大分市
別府市
- 石垣西店
- 関の江店
- ゆめタウン別府店
- マルショクやまなみ店
- 流川店 (令和5年3月31日閉店)
- シャンテ・ドール 別府店 (令和5年3月31日閉店)
中津市
日田市
佐伯市
臼杵市
津久見市
竹田市
豊後高田市
杵築市
宇佐市
豊後大野市
由布市
国東市
日出町
玖珠町
大分県外
脚注
注釈
出典
外部リンク